8月16日 月遅れ盆送り火
お盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す。
京都の五山送り火、奈良の高円山大文字送り、箱根大文字焼、長崎の精霊流しなど地域によって特色ある送り出し方がある。
日本ではというか仏教では、亡くなられた方の霊を慰めるのに歌ったりはしませんが、海外というか宗教によっては歌って霊を慰めたりするケース多いんですね。
19世紀初めのアメリカ、奴隷状態だった南部のアフリカ系アメリカ人。
苦しい現実に耐え、明日への希望を見出すために生まれ、歌われた歌がある。
黒人霊歌…アフリカ独自の音楽がキリスト教と合わさって生まれた音楽。
自分たちの境遇を神がいつか助けてくださる。
自分たちは何も悪いことなんかしていない。
あの世へ行っても威風堂々としていればいい。
来世は自由と幸福を手にできるはずだから。
だから何があっても負けるな。
神がいてくださるから大丈夫。
何があっても威風堂々としていろ。
聖者の行進、Amazing Grace等、おなじみの曲が黒人霊歌だったりします。
奴隷ではない生活をどんなに望んだか、奴隷として生きなくてもいい土地へどんなに行きたかったか…
1965年リリース。
黒人霊歌ではありませんが、ママス&パパス "California Dreamin' 夢のカリフォルニア"
日本では、GSのワイルドワンズがカバーしていたのが印象深い。
♪ カリフォルニアへ
行きたいよ
暖かい町へ
こんな凍えそうな日には
カリフォルニアを
夢見るんだ
奴隷状態で凍えてしまった心が温まる場所へ行きたい。
それを切に願って、天に召されたことでしょう。
国も違えば宗教も違う。
しかし大切なのは愛。
愛があれば、凍えた心もちゃんと温まると信じたい。
日本ではというか仏教では、心尽くしによって霊を送り出す日です。
もしも心が凍えていたならば温まっていただいて、威風堂々とした佇まいで送り出せたらいいですね。
Gosanokuribi
