海外移住の日
1908年(明治41年)6月18日、日本人781名を乗せた海外移住第一陣船の笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着した。
ルンバの王様Xavier Cugat(ザビア・クガート。スペイン生まれ。アメリカで1925年以降に活躍したラテン音楽楽団のバンドリーダー)の"Brazil"
CMなどでも流れ、おなじみの曲ですね。
サンバのリズムに流れるようなメロディが、壮大なBrazilを頭に描かせます。(ブラジル行ったことないからよくわからないが)
フランク・シナトラ、ビング・クロスビー、ポール・アンカ、カルロス・ジョビン…多くのアーティストがカバーしています。
ブラジル在住の有名ミュージシャンのステージダンサーを務めるブラジル人のサンバダンサーに「サンバの基本のステップを教えて」と頼んだら、
「そんなステップないよ」
「じゃあ、あなたたちは何を見て踊り覚えたの?誰に教えてもらったの?」
「私たち、生まれた時から踊ってる。誰にも教えてもらってない。好きなように踊ってる。踊ることは、私たちブラジルノのスピリッツ」
カルチャーショックを受けました。
レッスンを受けることもなく、お手本があるわけでもなく、音楽を聴き、感じるままに自由に踊るブラジルノ。
その各々の個性、多様性こそが彼らのスピリッツ…Brazilian spiritsなんだと感じた。
その背景には、かつて強制労働者として働かされていたアフリカンのスピリッツが、日本人も移住している多民族国家独特のスピリッツがあるのだろう。

明るく陽気なサンバの背景には、多民族国家ブラジル独特のスピリッツがあり、フォルクローレを形成しているんだと思った。
「考えるな 感じろ」
音を聴いてリズムを聴いて感じるままに体を動かし踊る。
形式や人目を気にせず好きなように踊る。自分自身のスピリッツで踊る。踊りたいって魂が叫んでるから踊る。その楽しさを気づかせてくれたのはブラジルノ…ブラジルのプロのサンバダンサーだった。
何かのフェスティバルだった。客席で音楽にノッてた私の手をサンバダンサーがにぎり、あれよあれよと野外ステージに上がらせられてサンバ踊ったことがあった。まだ形式にこだわっている時で、自分自身のスピリッツで踊ることに気づかされる前だったのが残念。
