新成人の皆様、おめでとうございます。
成人といえば20歳。
しかし世の中には、20歳ではない成人式もあるのです。
息子が小学校4年生の時、
1/2成人式なるものが学校で行われた。
10歳を迎えて成人の半分の年齢になったのだから、親を頼らずに自分でできることは自分で責任をもって行う、という自発性と責任感を促すこと、また大人の体に成長していく時期がきたということを自覚してもらうのが目的の成人式だった。
1人1人に1/2成人証という先生が作ってくださった賞状のようなものが渡され、1人1人が長所を褒められ、ダメ出しは無しという成人式だった。
「ちゃんと自分でやらなくちゃ。1/2成人式やったんだから」とその後、息子に変化があったのは確かだった。
他のお子様もみなさん、変化、成長がみられたという。
この1/2成人式、お子様にも父兄にも大好評。
お子様はみなさん成人式は知っていたので、自分も大人になったような気持ちになり、心機一転する良い機会になったのだと思います。
1/2成人証を先生から受け取る時はおごそかな雰囲気があり、お子様たちは神妙な顔つきだったらしい。自分が1/2成人を迎えたことに感動し、感極まって泣き出したお子様もいらしたとか。
この1/2成人式が世に広まったならば、お子様方は喜び、また成長の糧となるのではないかと。
本日ニュースで見ました。
熟年成人式。
戦後のどさくさな時代に成人を迎え、成人式どころではなかった80歳を迎える方々、今年は昭和14年、15年生まれの方々の成人式だそうです。
実は私の母も昭和15年生まれ。
今年熟年成人式を迎える年ですが、とっくに他界しています。
元気に80歳を迎える熟年成人の方々、どんな思いで熟年成人式に出席されているのでしょうか。
想像はつきませんが、頑張ってきたからこそこの場にいるというような、感無量のようなお気持ちなのでしょうか。
私自身は、2倍成人式(40歳)はとっくに終わり、まだ3倍成人式(60歳)には届きませんが、2倍成人式の頃は息子が反抗期に突入。中学校の先生にはしょっちゅう呼び出されるわ、息子が家出などを繰り返すわ、毎日が自分との戦いでした。そんな時期に入る、親として息子との付き合い方をあらためて考えるという意味の2倍成人式だったように思います。
3倍成人式はどうなっているのだろう。
普通ではない様々なことがあったけれど、その経験をしたからこそ今の自分がいると、ニコニコと過ごし、心から納得して仕事に趣味にと忙しく楽しく過ごしていることを希望します。
皆様の2倍成人式はどうでしたか?またはどうありたいですか?
3倍成人式についてはどうですか?
考えてみると、自分を振り返ったり頑張ろうという気持ちになったりと、自分を叱咤激励できるかもしれません。
1/2成人式を迎えて成長した息子、2倍成人式を迎えていろんなことを乗り越えてきた私。
実際に成人式を迎えた時の息子は落ち着いていて、成人式どころかレポート提出が大変だとあくせくしていました。
私が成人式を迎えた時は?
実は成人式には出席していません。
親元を離れて短大へ。下宿していたし、父親は転勤族なので帰省しても知らない人ばかりの成人式に出席しなければならなかったから欠席しました。
「成人式の晴れ着買うよ」
「晴れ着、いらない」
「晴れ着借りて写真だけでも撮ったら?」
母親はずっと言い続けていました。
「成人は自覚の問題だから。晴れ着着たから成人になれるわけでもないから」
今でも成人式に出席せず、晴れ着も着なかったこと後悔していません。
短大を卒業して社会人になる。
これからは自分の力で生きていかなければならない、その気持ちだけでじゅうぶん成人を迎えたという自覚があったのを思い出しました。
若かったなぁ。
今じゃ熟年成人式の様子見ただけで、80歳を迎える元気な方々の様子を見ただけで感動して、涙がにじむようになったよ。
年々涙腺が弱くなっていくのを感じるよ。
さあ、未来には3倍成人式、熟年成人式(4倍成人式)が待っている。まだまだ学び、成長しないとね。
