海のカテドラル | くしまゆうこオフィシャルブログ「Kussy’s Diary」Powered by Ameba

海のカテドラル

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『 海のカテドラル 』  イルデフォンソ・ファルコネス著  木村裕美訳



スペインのカタルーニャ地方バルセロナを舞台にした歴史小説です。




主人公は逃亡農民の子 アルナウ



お話は、中世1320年アルナウの父バルナットの結婚式から始まります。



この時代は領主(貴族)は夫より先に新婦と同衾する権利が認められており、


新婦は横暴な領主に処女をうばわれてしまう。。。



って、、、なんともショッキングなんですが



ほかにも、、



浮気した妻は、夫に幽閉され生涯パンと水だけで生きる(エーッ!)義務


(その前に浮気相手と決闘して相手をたおさないといけないんだけど。。。)


とか、、


婦女暴行者は相手の被害女性を妻にする(マジ?)か


結婚相手がみつけられるように婚費を提供する義務がかせらる。



なんだか今の時代には考えられないルールDASH!



中世バルセロナは王様や宗教、飢饉、戦争、疫病と難題が続き、



そんな厳しい状況のなか主人公アルナウはたくましく生きていきます。





ほんとに面白くて一気読みでした~ビックリマーク




読み終わるまで眠れなくて、



気づいたら明け方になってたよほし




スペイン バルセロナに行きたくなる本です。