※へりくだる=相手を敬って、自分を控えめにする。謙遜する。


先日、職場の先輩から「あなたはもっと、へりくだって相手に接しなければ」と、指摘された真顔




私の職場では月に1回、定例研修というものがあり、その講師を担当制で社員が持ち回りで行っている。



今月は私が担当であり、通常の業務をこなしながら、テキストの準備から日程の調整、参加者へのアナウンス等、研修の段取りを行うのである。



今までは出席者20名を、一度に召集して講習をし、その日のうちにレポートを全員に提出してもらって終了、、、という流れであったが、コロナが流行しだしてからは、一人づつマンツーマンで行う事となり、大変面倒くさい作業となったゲッソリ



まず、日程調整の段階で20人全員に都合を確認。ところが、いつまでたっても都合を連絡して来ない者が数名いるために、なかなか日程が確定しない。



ならば返答期限を決めてアナウンスしてはどうだろう、、、と閃き「各自、都合の良い日時を○月○日○時までに、yuko-rinまで連絡願います。返答期日厳守」という様な内容でメールを一斉送信した。



ほとんどの者は期日内で都合を連絡して来たが、やはり常習犯数名、いつものメンツは期日を過ぎても連絡無しムキー「コノヤロウ、またお前らか」などと、絶対口に出してはならない事を内心で思い、ハラワタが煮えくり返っていた、、、。



このメンツは日々の業務においても、時間を守らなかったり、提出物が遅かったりしてこちらの予定を狂わされているのであるゲロー



この事を隣の席の、仕事に人一倍厳しい先輩に愚痴った。先輩から喝を入れてもらえたら、、、などという下心もあったのだが、、、ニヤリ



ところが、、、だ。



先輩は私がアナウンスした文面を確認するや、
「駄目❗これじゃ相手にこちらの意図が全く伝わらない❗あなたはもっとへりくだった言い方をして、講習に参加してもらえる様にしなくては」と、いうのだ。



先輩によれば、例えば「日々の忙しい業務の合間に大変恐縮ですが、年の瀬も迫っておりますので、早々に研修を終わらせたく、ご協力宜しくお願い致します」



この様な文面であれば、受け取った側も気持ち良く返答してくれるはずだ、、、と。



なるほど~~おねがいおねがいおねがいうん、その通り。目からウロコであった。



私はどこか無意識に「講習してやっている」という、上から目線であったのかもしれない。反省。


 
「接遇」というものは、相手が客や目上の者だけではなく、対する者全てに意識しなければならないのだという事に、今更気付いた滝汗



よし、この事をメモに記しておこう‼️



3歩歩いて、忘れぬうちに。