西院フェス雑感。 | 柿山由子の創作日誌

柿山由子の創作日誌

一介の物書きである柿山が創作についてのあれやこれやをつらつら語ります。    現在、ホラーノベルゲームを製作中。進捗状況もこちらでチェックを。

さて昨日の京都行。
いきなりバスを乗り間違えるというハプニングがありつつも、なんとか昔の土地勘を発揮して電車で京都市美術館に到着。


しかし、こ、混んでる……。
野外にテントが張られていてその中を人がずらり、大行列。


そりゃあ夏休みで週末だけどさ、これはちょっとすごくない?
ここは芸術の都ですか? パリですか? パリは燃えているか?


せき立てられて絵を観るなんざ愚の骨頂、と強がってUターン。
だって気に入った絵は何分でも観ていたい。
夏休みが終わった平日にリベンジすることを誓う。


そんなわけで予定よりちょっと早めに西院フェス。
駅を降りるとすぐにスタッフさんが立っていてパンフレットくれた。道を聞いたら親切に教えてくれ、なおかつ各ハコの前にはフェスのTシャツを着たスタッフさんが待機。これなら迷いようがない。おかげさまで4ハコ、6アーティスト無事に回れました。感謝! ちなみにこんな回り方。


LOHAS NOTES→オガサワラヒロユキグループ→mina→kanran→原田茶飯事→ゆーきゃん


おなじみの方や久しぶりの方、初めての方、ポップにアンビエントに北欧系に弾き語り、と無節操かつジャンル無視、縦横無尽に動き回ったので最後の方はかなり疲れました。ぜんぶ観たいやつだったから途中何度か集中力が途切れそうになった。


もっとゆるく聴けばいいじゃんと思うかもしれないけど、ついつい毛穴全開で聴いてしまう私。その場で得られるものは取りこぼしたくないタイプなんです。でもおかげでよい刺激を受けた。物語の種も頂いたし。


今回のお買い物はLOHAS NOTESという「笛類+鍵盤類」のアコースティック音楽ユニットのアルバム。民族楽器やピアノの音も良かったけど、印象に残ってるのはやっぱりリコーダーとピアニカでの演奏。小学生の頃習う楽器であんな豊かな世界が生みだせるんだね。痺れました。


ついつい漫画『ピューと吹くジャガー』の「音楽には国境も 人種差別もないけれど… たて笛吹きはギタリストに見下されているってことをねーー!!」という台詞を思い浮かべてしまったのはそっと心に秘めておく。いやはやあんな縦笛吹きならば、誰も見下しはしないでしょう。


さて昨日は遠出ということもあってあまりに飲まずにいそいそと帰還しました。無料のフェスだからいつものようにもっと酒代で貢献できたらよかったんだけど(笑)。


いやー、よかったな西院フェス。出演者の皆様、スタッフの方々、楽しい時間をありがとうございました!