HSS型HSPの日常・HSS型HSPはフレンドリーな人見知り

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  TikTokで紹介した

  人に頼むことを

       負荷をかけると考えるため、

  人にお願いするのが苦手で

  一人で抱え込み

  頑張りすぎてダウンしがちなことを

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・HSS型HSPは自分セカンドにする頼り下手

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  

  お話しします。

 

  

       HSS型HSPは

  「フレンドリーな人見知り」。
  初めて会った人とも

  ナチュラルに盛り上がるが、

  次に会う時は

  警戒心の強さから

  塩対応で距離をとる。
 

  初対面の印象と

  人当たりの良さから、

  うっかり誤って

  「親しい人」認定されることもある。

  そんな相手に

  2回目会った時に

  気安く距離を詰められると、

  「え、何、この人馴れ馴れしい…」と

  眉をひそめ、

  警戒心と不快な気持ちが

  一気に湧き上がる。
 

  心の中で

  「この人キケン」と認定すると  

  瞬時に警戒レベルが跳ね上がり

  「氷の微笑」と

  「丁寧な言葉遣い」の

  「ツンドラ対応」して

  相手との間に距離をとる。


  性格は「素直な頑固」で

  「大胆なチキン」。

  「鳩派の鷹派」

  「理想主義のリアリスト」で

  「命令されることが嫌いな天邪鬼」。

  「群れに憧れる一匹狼」

  「尊大で卑屈」

  「慈愛溢れて冷淡」で

  「負けず嫌いの頑張り屋」の、

   些細な言葉に傷つく

   繊細で愛すべき6%のヒトビト

  

 

 

  

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

  

  HSS型HSPは、

  好奇心旺盛であるため

  初対面の人とは

  積極的に交流を図ります。

  

  ですが、

  2回目に会う時には

  初回に大体話を聞いているので

  好奇心も失せ、

  逆に話すネタに困ることがあります。

 

  それよりも

  相手が初回の親しげな様子から

  距離感を勘違いしてくることが

  あるため、

  逆に警戒して距離を

  取ろうとします。

 

  このHSS型HSPの

  2回目からのよそよそしさは

  Twitterでも度々投稿される

  テーマです。

  

  私自身、

  初回は社交家スイッチが

  オンになるため

  積極的に話しますが、

  2回目は静かになります。

 

  回数を重ねていくうちに

  通常運転の「自分」を

  相手には出すようになります。

 

  もちろん、

  初回から意気投合した相手には

  2回目でもテンション高く、

  さらに話をして

  仲を深めていきます。

 

  この傾向はどうやら

  非HSS型HSPの人には

  理解し難いようです。

 

  私もこの自分の傾向を

  ずっと謎に重い、

  心の中で「なぜなのだろう??」と

  どこか引け目に思っていました。

 

  世の中一般と同じでは

  ないからです。

  

  Twitterでこのことがテーマの

  投稿を見てほっとしました。

 

  ・・・なんだ、私だけじゃないのか…。 

 

  人と違うことに

  敏感であるため悩みの種だったのですが、

  SNSのおかげで解消されました。

 

  距離を2回目からは

  詰めてこようとする人に

  踏み込まれないように腐心するのですが、

  我ながら性格が悪いなと、

  たまに思うこともあったからです。

 

  それでも踏み込まれること、

  馴れ馴れしくされること、

  私が見せる

  上部の「外交用の顔」だけを見て

  私のことを分かった顔をされるのは  

  我慢ならないことでした。

 

  このことは

  コーチングを習っている今でも

  変わらないかもしれません。

 

  もっとも、

  初回だけフレンドリーに

  盛り過ぎるのは

  最近は控えるようには

  しています。

  

  二面性を持つことも

  今となっては自覚していますが、

  HSS型HSPは、

  「素直な頑固」で

  「大胆なチキン」

  「鳩派の鷹派」

  「理想主義のリアリスト」で

  「命令されることが嫌いな天邪鬼」です。

 

  そして

  「群れに憧れる一匹狼」

  「尊大で卑屈」

  「慈愛溢れて冷淡」でもあります。

 

  穏やかな顔の下で

  実はかなりの

  「負けず嫌いの頑張り屋」。

 

  劣等感を抱えながら

  それを成長のエネルギーに変え

  勉強や仕事で成功を

  収めることも多いです。

 

  (本当は「未熟な自分はダメ」という

   自己否定が出発なので

   満足する事がなく、

   短期的には効果がありますが、

   長期的にはこの方法は

   お勧めできません)

 

  明るく大胆な反面、

  根がHSPであるため、

  繊細です。

 

  このため

  世の中一般の人よりも

  些細な言葉に傷つきやすいと

  言えます。

 

  深読みしたり、

  「気にしない」と思っても

  つい嫌な記憶を反芻して

  自分で傷口を広げたり

  塩を塗る傾向があります。

   

  恐らく考えてはいけないと思うと

  考えてしまう、脳のあるある

  「シロクマのことを考えてはいけません」

  が普通の人より働くのだと思います。

 

  気持ちの切り替えが下手なのです。

  

  人口6%の少数派であるがゆえ、

  なかなか同胞に出会えず、

  しかも

  自分の繊細さを隠す

  「擬態上手」なため

  なおさら同胞と出会う機会は

  日常生活ではありません。

 

  SNSの投稿やネットの情報で

  HSS型HSPのリアルな声を

  聞く事ができるのは、

  本当にありがたいなと思います。

 

  やはり自分だけだと思うと

  孤独感を感じてしまいますので。

 

  そして、

  自分のめんどくささが

  気質に由来するものだと分かれば

  悩むことも減り、

  対処しやすくなるため

  いきやすくなってきます。

 

  このことは

  年齢を重ねれば重ねるほど

  気質と知らなくても

  自己理解が進み

  「人との違い」を

  受け入れられるようになる方が

  多いように思います。

 

  観察・分析がデフォルトの  

  特質により

  自動的に自己理解が進み

  自己救済できるようです。

 

  こうしたことからも、

  HSS型HSPは

  クーパー博士の言われるように

  「遅咲き」なのだと思います。

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  

 

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