HSS型HSPの日常・仕事の時だけはイライラしてしまう

 

 

  

  前回は、

  TikTokで紹介した

  HSS型HSPの

  厳しい管理が嫌いで

  管理なら緩めでないと

  本領発揮できない、

  裁量権がない環境はNG、

  自由度を認められる環境が

  相性が最高

  であることをお話ししました。

 

 

   

 

 

  

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、 

  普段は温和なのに

  仕事が絡むときに

  イライラしてしまう 

  理由と対策についてをお話しします。

  

     HSS型HSPは、

       普段は温和だが、

  仕事をする時はイライラしやすい。

  イライラが生まれる3つの理由は、
  ①自分のペースを乱されることが

   嫌いだが、

   HSS型HSPは、

   特にそれにストレスを

   強く感じるのだ。
   途中で話しかけられると

   「思考の流れ」が

   中断されイラッとし、

   やらなければいけないことが

   増えたことにイラッとし、

   思考が乱れるからだ。

   HSS型HSPは

   一旦ペースが乱れると

   一気にポンコツ化する。
   そして、

   ミスをする自分にイライラし、

   さらにミスをし、

   イライラする悪循環に陥ってしまう。
 

   ②無意識に

   「自分を基準にした思慮深さ」を

    相手に求めてしまうから
   「フツーはこれくらい

    考えてやるだろう」と

    相手に「自分が思うフツー」を

    つい無意識に求めてしまう。
 

    HSS型HSPの「フツー」は

    「深く処理する能力」のおかげで

    そもそも世の中一般より

    かなり高い。
 

    だからその見込みが外れた時、

    「そんなに難しいことじゃないのに…

     なんでできないの?」

    失望し、

    理解不能な相手に

    ついイライラしてしまう。
    そして、

    無意識に期待していた自分にも

    イライラしてしまうのだ。
 

   ③五感が敏感だから
    HSS型HSPは

    人よりも音や光、臭いなどの刺激に

    敏感に反応してしまう。

    イライラを感じた時の対策は、

    一旦深呼吸して背伸びをする。
    可能なら席を離れたり、

    お茶を飲んで気持ちをリセットする。
    人に期待しないことも

    習慣づけていく。
    イライラしている自分に

    「アラアラ」と

    慈愛の眼差しを向ける。
    

    自分に優しくなれると

    気持ちに余裕が生まれるし、

    責めると自己嫌悪の元になるので、

    間違っても責めないのが超重要。

  

   

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  これは、

  以前Twitterで

  発信したお話です。

 

  HSS型HSPは、

  普段は人当たり良く穏やかで

  あるけれども、

  仕事については例外に

  なります。

 

  本質が見えたり、

  デフォルトで慎重なため

  「これをしなければどうなるか」

  「これをしてしまったら

   こんなことが起きてしまう」といった

  ことが分かります。

  

  対人であれば、

  「この人にはこういうと

   良くない結果になる」

  「こういう方がこの人は

   動いてくれる」といったことが

  分かります。

  

  これは鋭い感覚処理感受性の

  おかげです。

 

  HSS型HSPにとっては

  これらのことは

  「デフォルト」、

  意識しなくても

  「できて当たり前」なことなのです。

  

  このため

  「人にも」期待していることさえ

  気付けないのです。

  

  この投稿にも

  無意識に期待してしまうと

  いう点に共感のコメントを

  いただきました。

 

  こうなった時の

  リセットが大切だという

  コメントもいただきました。

 

 

  別の投稿でくださった方の

  コメントがものすごくピッタリ

  だと思ったコメントが

  言い得て妙だったのですが、

  「最低限でも他の人には高いみたい。

   自分の普通と他の人の普通が

   違いが結果、

   期待に繋がり自滅」に

  なってしまうでた。

 

  私もこの経験は前職で

  よくしました。

 

  経験を積めば見えることが

  HSS型HSPの能力を

  さらにブラッシュアップして

  しまうので、

  人への期待には苦しみ続けました。

 

  人に期待していないつもりでも

  結果として期待していた、

  それに落ち込むことが

  あるのがHSS型HSPなのだと思います。

 

  自分について厳しい、

  より良い自分になっていきたい

  という思いがあるからこそ

  そういう落ち込みがあるのだと

  思います。

 

  「できないのか、ケッ」くらいな

  気持ちになれる人や

  「それができる私やっぱ優秀♪」と

  思える方は良いのですが、

  HSS型HSPは、

  期待してしまった自分に気付き、

  期待してしまった自分に

  ダメ出しをして落ち込むのです。

 

  この点を受け止めるようになると

  自分を責めるのが減りました。

 

  期待してしまったことを

  責めても事態は変わらない、

  それならば自分を責めても

  自分のエネルギーを

  浪費するだけだし、

  自分の気持ちを下げるだけだなと

  思うのです。

 

  無駄を嫌うし、

  プライドも高いので

  そんな自分にイラつくのですが、

  「イラつく自分」に

  優しくできるようになると

  逆に前より苛つきが減りました。

 

  ただし、

  「相手に期待しない」は

  まだ「本当の期待しない」の

  域には到達できていません。

 

  「自分は人に期待しない」という

  コーチングで

  尊敬する佐藤さんが

  この点を実行されているのです。

 

  佐藤さんを見ていると、

  「人に期待しないこと」は

  突き放す、冷たいとか

  そういうのではなく

  人に対してニュートラルで

  暖かい見方ができることに

  つながることが分かります。

 

  「人に期待しないこと」を

  良いように実行できるように

  なりたいとこの投稿をして

  改めて思いました。

 

  もう一段進歩したいと思うのです。

  この辺りが、

  より良い自分になりたいと思う 

  HSS型HSPなのだと思います。

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  
 

  HSS型HSPの日常・大切な人との距離は「ハリネズミの距離」で…