HSS型HSPの日常・人に分かられたくなくて分かってほしい天邪鬼

 

  

  

  前回は、

  Twitterで紹介した

        非日常が好きなHSS型HSPの

       イブを含めたクリスマスを

       楽しむ様子について

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・HHSS型HSPの楽しいクリスマス(イブ含む)

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  人ごとに見せる部分を

  見破られないよう

  うまく調整している

  天邪鬼な部分について

  お話しします。

 

 

       HSS型HSPは、

  幼少期からのダメ出し体験により、

  自己分析は細かく深い。

  そして、

  人ごとに見せる部分を

  見破られないレベルで

  巧みに調整している。

  だから、 

  人から分かった風に言われると

  カチンとくる。

  でもそんなHSS型は、

  素の自分を受け入れて欲しいとも

  同時に願う臆病な天邪鬼。

  

   

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPは、

  子供の頃から人と違うことから

  周りの大人から

  変わった子供扱いされることを

  多く経験しています。

 

  また、

  同い年の子供とも

  考え方がちょっとずれていることを

  自分でも自覚していることも

  多いようです。

 

  TwitterやTikTokで投稿した際に

  そういうコメントを

  割といただきました。

 

  ある意味冷めているというか、

  大人の目線を子供なのに

  持っているようなのです。

 

  観察が鋭い点も

  時田さんがクーパー博士の

  書籍の中で触れていました。

 

  このため、

  早い時期から周りに浮かないように

  うまく自分を作ることを

  余儀なくされてきたと

  言えます。

 

  HSS型HSPは、

  鋭い感覚処理感受性から

  相手がどう思っているのかに気づくし、 

  どう振舞うと人に受け入れられやすいか

  理解しています。

 

  このため、

  うまく「見せる用の自分」を

  人毎にカスタマイズしています。

 

  ですので、

  本音を隠した「見せる用の自分」を

  (もちろん全部が嘘ではありません)

  見て自分のことを

  分かったように語る相手には

  カチンとくるし

  イラっとします。

 

  そもそもそういう場合は

  大体的外れなことが多いのに、

  言った相手は分かっていると  

  思っていることが多いのです。

 

  このことに尚更イラッと

  くるのですが、

  相手の方は

  一切そのことに気づかぬようです。

 

  私も何度か経験しました。 

  投稿した際も

  イラっとするといった共感コメントを

  いただきました。

 

  もちろん

  素の自分を出したいとも

  思うのですが、

  それだと人間関係がうまくいかない

  気がして、

  やはり出すことを躊躇してしまいます。

 

  そして何より、

  自分の中の二面性で

  心の中のダークな部分が

  バレるのを恐れてもいます。

  要は、

  嫌われるのが怖いのです。

 

  HSS型HSPは

  人の気持ちを読めるので

  時に策略家にもなるため

  自分を腹黒だと思っています。

 

  このため

  人に素の自分を

  分かって欲しくもありますが、

  バレて嫌われるのも遅れます。

  嫌われて傷つくのは

  辛いから嫌なのです。

 

  分かってほしい人は大体少数で、

  その人たちには

  本音全てを出さないにしても

  かなり素の自分を見せていると

  思われます。

  

  HSP型HSPの交友関係は、

  当たり障りのない人間関係は  

  基本卒なくこなし、

  「友達」と呼べる人は少数なのです。

 

  HSS型HSPは

  自己肯定感が低い傾向にあります。

 

  このため、

  ありのままの自分に自信を持てず、

  人に受け入れられるかどうか、

  嫌われるかどうかを

  気にする傾向があると思われます。

 

  自分の個性や感性を大切に思う一方、

  長く否定されることが多かったため、

  どこか自分に自信が持てず、

  人に受け入れられる自分は大丈夫、

  そんな他人軸な部分を持っている

  ように思ます。

 

  クーパー博士が言われていたように、

  ありのままの自分に向き合い

  人との違いを受け入れること、

  「アウトサイダー」であることを認め、

  ありのままの自分を認めることが

  HSS型HSPの心の成長と

  穏やかな心の状態になるために

  大切だと感じています。

 

  ある程度

  人に応じて見せる部分を

  調節することは必要ですが、

  相手に合わせるのがうま過ぎて  

  キャラを作ってしまいすぎるのは

  考え物だなと思います。

  

  何となく自分が嘘をついている、

  そんな後ろ暗さも

  同時に感じてしまうからです。

 

  この後ろ暗さは無意識に感じると

  罪悪感を感じやすくなるように思います。

 

  罪悪感を感じることが増えると、

  自己肯定感が低くなるし、

  自分を守るために

  人に対して冷ややかに見ることも

  増えていくようにも思ます。

 

  人生のどこかの時点で

  ありのままの自分に向き合うことが

  やはり大切だと強く思います。

  

  

  

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

 


  HSS型HSPの日常・団体行動は苦手で苦痛の極み