HSS型HSPの日常・HHSS型HSPが恋に落ちる相手と愛を育む相手

 

  

  

  前回は、

  TikTokで紹介した

  HSS型HSPの特性の、

  退屈しやすさと飽きやすさの

  メカニズムについてを

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・好奇心と飽きやすさ・退屈しやすさのメカニズ

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  恋愛について関係を長続き

  させるために理解しておくと良い点

  と心惹かれる相手についてを

  お話しします。

 

 

  HSS型HSPは

  「恋に落ちる相手」と

  「長く一緒に大切な関係を育める相手」とは

  往々にして別である。

  刺激を求めるHSS型HSPが

  「心惹かれる相手」は大体3タイプ。

  「知らないことを多く知っている

   すごいと思える人」  

  「今までに出会ったことのないタイプの人」

  「ミステリアス系の人」
   

   そして、

   人の気持ちを忖度して

   自分を抑えることが多いため

   「人を気にせず自由な発言や行動ができる人」
   にも憧れる。

   そんな「ワクワクを満たす相手」とは、

   最初は刺激がいっぱいで盛り上がるが、

   やがて慣れて物足りなく思えてくる。

 

   最初の刺激が大きかった分

   「あれ?」という落胆も大きい。

   気持ちが冷めてくると

   冷静になり自分に合わないことに気づく。

   相手に振り回されることが増えると疲弊し、

   うんざりしてくる。


   HSS型HSPは、

   感受性が鋭いので

   相手の気持ちを読み、

   優しさから相手の方を優先したり、
  「相手が望む自分」を

   演じる傾向がある。

  

   そのため、

   恋愛するときには相手に依存したり、

   相手から依存されることがある。

   そして関係に疲れたり、

   相手に幻滅すると

   「もうムリ…」と

   リセット思考が湧き上がり、

   関係を一気に断ち切りがちだ。


   好奇心旺盛で

   「慣れ合いを嫌い」

   「思い立ったが吉日的行動」をするので

   「ワクワクを満たす相手」とは

    一見相性は良さげ。

 

    でも、根はHSPなので心は「繊細」で

    「不安を感じやすく安定を求める」。
 

    だから相性が短期的には良くても

    「長く一緒に大切な関係を育める間柄」 

    には発展しない。

   

    繊細で人の気持ちを敏感に感じ取り、

    相反する気質で揺れることが多い

    HSS型HSPが大切にしたいのは、

   「感情コントロールが上手く寛容な人」。

    

    これは誰にでも当てはまるが、

    でも実はHSS型HSPには超重要。
    「燃えて楽しい恋」と

    「長く一緒に愛を育む相手」との

    違いを知っておく方が幸せは長続きする

   

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPは、

  恋愛に依存しがちで、

  「熱し易く冷め易い」のだそうです。

 

  「熱し易く冷め易い」のは、

  この飽き性が関係しています。

  そして、

  そもそも好きになる相手自体が

  「ワクワクを満たしてくれる人」

  「尊敬できる人、すごいと思える人」

  の傾向があるため、

  好奇心が去ったり、

  相手を好きすぎてより知りたいと思い、

  近づきすぎて欠点が見えて幻滅して

  一気に嫌いになってしまうことが

  多いのです。

 

  しかも相手の気持ちを

  優先したり

  相手の好みに自分を合わせるため

  行動の選択が相手に依存しがちに

  なります。

  

  また、相手にとって、

  「自分の要望を聞いてくれる人」の

  図式が出来上がると

  人によっては依存され、

  依存が辛くなると白黒思考の発動で

  相手をきっぱり切り捨てることも

  ありますが、

  共依存の関係になると

  なかなかそうはいかず

  ボロボロに傷つくこともあるようです。

 

  TikTokで投稿したときに

  穏やかなタイプの女性と結婚した方から

  彼女とだから結婚生活が

  ずっと穏やかに続いていっている、

  彼女と結婚してよかった

  というコメントをいただきました。

 

  他にも、

  穏やかな相手だから続くという

  先ほどの男性と同じ感想の方や、

  穏やかなのが良いのわ分かるが

  ただ刺激がなくなる時が怖い、

  刺激を優先してしまったという

  コメントをいただきました。

  

  Twitterにも同じ投稿をしたのですが、

  やはり同じようなコメントを

  いただきました。

   

  この投稿も少し前に投稿したのですが、

  今なお多くの方に

  共感していただいています。

 

  好きになるのは

  「尊敬できる人、すごい人」という点は

  私にとっても耳が痛い話です。

  

  自分の人生を振り返っても

  大体自分から好きになる相手は

  「自己肯定感が強い」、

  「人の思惑に左右されず行動する

   強い個性を持っている」人でした。

  

  やはり無いものねだりを

  してしまうようです。

 

  そして、

  白黒思考が発動して嫌いになったのは

  古くは小学校低学年だった気がします。

  もっともそれは「初恋」というより

  今にして思えば

  「お気に入り」の相手だったのだと

  思います。

 

  やはりHSS型HSPの既婚者の方に

  話を伺う機会があったのですが、

  やはりうまくいっている方は

  相手とは穏やかな関係で

  一緒にいて疲れない、

  自分を作らず安心できる、

  感情コントロールができる

  という点が共通していたように思います。

 

  もちろん、

  この点は世の中の多くの既婚者、

  カップルの間で言えることだとは

  思うのですが、

  刺激を愛するが不安感も強く

  繊細なHSS型HSPにとっては

  この条件を満たす相手が

  やはり一番長く良い関係を築くことが

  できる相手、

  ということになるのだと

  改めて思いました。

 

  1980年代後半からのバブル期の

  賑やかなクリスマスと異なり

  今は昔ほどカップル商戦も

  派手でなくなった気がします。

  

  そういう中で、

  刺激ではなく静かに

  温かい関係を育むカップルやご夫婦が

  心穏やかにクリスマスを

  過ごすことを心から祈ります。

 

  あと少しでクリスマスなので。

  

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  

    HSS型HSPの日常・HHSS型HSPの楽しいクリスマス(イブ含む)