HSS型HSPの日常・対社会でのあるある思考と行動
前回は、
Twitterで紹介した
HSS型HSPの
世の中一般の人の
性質の違いと、
そこから見る押せておくと
生きやすくなるポイントについてを
中心にお話ししました。
今回も引き続き、
HSS型HSPの
日常の中で
よくあること・
よく感じることについてのうち、
人との関わりの時にやりがちなことを
お話しします。
HSS型HSPは、
○白黒思考で
端から見ると自信家に見える
○人の心を読めるので
相手より先に話して怒られる
○シミュレーション魔なので
危機管理の達人だが備えすぎる
○内容の薄い会話が嫌いなので
井戸端会議や雑談は苦痛のキワミ
○強気なときは大胆だが
弱気になると正解を探しまくる
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これは、
以前Twitterで
発信したことがあるお話です。
HSS型HSPは、
論理的思考を好み、
不確かな非論理的なことを
嫌う傾向があります。
このため
白黒思考になることが多く、
決断もズバッと
一刀両断型なので
傍目には自信マンマンなように見えます。
もちろん、
状況判断に基づいた決断の場合には、
基本鋭い感覚処理感受性(SPS)に基づく
観察・分析の裏打ちがあるため、
自分の判断に対し
絶対的な自信を置いていることは
多いと言えます。
同じく
感覚処理感受性(SPS)が鋭いため、
相手の人格や行動パターンを
観察・分析を
自動的に行っています。
このため、
相手が言わんとすることを
的確に言い当てることも
しばしば。
相手の考えをいいあてたとき、
中高年の男性などに
女性の場合は軽く見られて
「自分が言いたいのはそれじゃない!
チャント人の話を聞け!」と
叱られることもよくあります。
しかし、
叱られたところで
結局は同じことな場合も
ままあります。
この感覚処理感受性(SPS)のおかげで
状況を分析・把握することに
長けているため
シミュレーションし、
危機回避が得意です。
そもそも
この感覚処理感受性(SPS)は
大昔の人類がまだ狩猟時代で
大自然の中、
猛獣に襲われる危険と
常に隣り合わせだったころに
危機察知能力として
大活躍した能力です。
危機察知するために
危機の予兆となる
いろいろなパターンを
頭の中にためておくため
シミュレーションが脳内で
瞬時にでき、
危機回避できるのです。
ですが、
やりすぎることがあるのも
HSS型HSPの特徴です。
強気な場合は良いのですが、
弱気な場合は
慎重さの因子が働き過ぎ、
危険に過剰反応し、
ゼロリスクを
追求したくなるようです。
これは不安になると
正解を探しまくるときと
同じ状況です。
物事の本質をつくことが
得意であるため、
内容が薄い会話は、
正直大嫌い。
聞きながら意味を探すので
疲れるし、
いらっとしてきます。
井戸端会議や雑談、
内容のない会話を嫌うのは
HSS型HSPの典型的な例だなと、
Twitterでもよくこのことは
投稿されているので
私も強く感じています。
ただ、
このことがHSS型HSPが
世の中とうまくやっていく中で
苦労する大きな一因ではあります。
みんなと一緒に
盛り上がれないというのは
排除される理由の1つになるからです。
フランスのように
個人主義が徹底し、
人のことへの干渉が少ないならば
HSS型HSPは生きやすいのではないかと、
フランス人の生活についての
投稿を読むたびに
そう思わずにはいられません。
「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」
~フォレスト出版
トレイシー・クーパー著
(カリフォルニア
統合学研究所の統合学哲学博士。
HSPのアーロン博士の
ドキュメンタリー映画にも
出演、自信もHSS型HSPと公表)
時田ひさ子監訳
(HSS型HSP専門心理カウンセラー)
長沼睦雄監修
(精神科医)
明日も引き続き、
HSS型HSPの日常のあるあるを
お伝えしたいと思います。
に続きます。