シャーロックホームズ | 花火屑

花火屑

本当に良いものはいつになっても色褪せない

映画館へ観に行ってきましたよ、一人で。
初・一人映画館です。
直前まで観に行くつもりなかったんですけど、ちょうど映画館の近くを通りまして。

そういえば、シャーロックホームズやってるんだっけな。

と、思い出したら急に観たくなっちゃいました。
友達に面白いよーと事前と吹き込まれていたのも一因かも。とにかく一人映画館デビューしちゃったのです。


原作は中学生くらいの頃読んでるんですが、面白くて大好きだって事を覚えてるくらいで、どんな人物だったかとかワトスン君との距離感とか、いろいろうろ覚えになっちゃってます。原作読み直したいな~。
それが良かったのかどうなのか、かなり真っ白な気持ちで映画を観ることができました。

花火屑-シャーロック・ホームズ

黒魔術師の男をワトスンと協力した大格闘の末逮捕したホームズ。
2ヶ月後、事件もなく淀みに淀んだ部屋で鬱々と実験したり考え事をしていたホームズの元をワトスンが訪れる。彼はメアリーという女性と婚約し、共に暮らした部屋を出て行くことになっていた。

渡された新聞で、逮捕した黒魔術男が近々死刑に処されると知った二人。
最後の望みにホームズとの面会を希望した男は、ホームズにおぞましい予言を残す。

こんな風に始まります。
一瞬、パッと人を見て、その人がどんな癖を持ってるか、どこが弱点かなどを知り得る観察眼がとてもうまく表現されていると思いました。
そしてその観察眼のせいで、少しの情報で多くを知ってしまうため、社会生活不適格者になっているのをかろうじてつなぎ止めているワトスンの存在。

思うのは、ワトスンってこんなにホームズの勝手な行動というかに振り回されている感じだったっけ?ってこと。
メアリーの両親に会わなくちゃ行けないのに、ホームズがまた滅茶苦茶やりそうだからって心配して、大事な約束をすっぽかしちゃったり。
そんなだったっけ?もっと嬉々としてホームズにくっついて行ってた様な…。

得意のバイオリンは弓をあてることは一度もなく、ギターのようにポロロンって弾いてます。
その間の考え事してるシーンとかも良かったです。

先に見てた友人が言ってたんですが、この映画音楽がとても好きです。
とくに最初に流れるやつ。

イギリスの街も雰囲気あって、ロバート・ダウニー・Jr.は声が渋くていいし。
瞬きが少なくて見開いて考え事してる様なシーンが好きですね。
ジュード・ロウのワトスンはちょっと顎上げてる表情が好きでした。

全体としてはアクション有りコミカルな描写有り、そしてもちろん推理もありで面白かったです。
ホームズの変装術とかもね。


で。
一人映画ですけど。もうしたくないかもでした…。
ホームズじゃないけど周りの人のしぐさや話し声、身じろぎなんかが気になっちゃって。
神経質なのかなー。
やっぱり観た後感想を言い合える方が好きかも~。

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