行ってきちゃいました
東京国立博物館に
キトラ古墳の壁画を見に
GW中からだいぶ混んでいたらしい
というのは知っていたんですが
まさか連休明けまでこんなとは……
な混みようでした
というか
考えることはみな同じというかね
GWを避けた人がみんな来ちゃったんだろうなぁという混みようでした
そもそもね
キトラ古墳の壁画って
東京に持ってきちゃって大丈夫なの ですよ
ものすごく厳重に展示されていて
ヒビ的なモノもしっかり見ることができて
ますます不安でいっぱいになりました……
で、でもでも……現代の運搬技術ってスゴイんですよ……ね……
東京に来てくれたからにはもちろん見ますけれど
でもでも
大丈夫なの……
な思いは最後までぬぐえませんでした
そして混雑のせいか、私の見方がよくなかったのか
「立ち止まらないで見てくださーい」
とたびたび言われてしまいまして
……いやいやいやいや
立ち止まらなきゃ、見られないんですけど
と思ったんですが……混雑してたんで仕方ないんですかね
キトラ古墳は、古墳のなかでも終末期のもの
古墳だけど、いわゆる古墳時代のものじゃないんですよね
飛鳥時代……というか
美術史的には「白鳳期」なんていわれる時代の古墳です
天武天皇とか、あのへん
藤原京ができるかできないかって頃
……この時代、実は私、大好きなんですけれどね
まぁ、そんなことは置いといて
キトラ古墳とか、高松塚古墳って
終末期古墳、なんて言われてますけれど
(この名前、妙に切ない気分になるのは私だけ)
なんだか、大仙古墳のようなおっきい古墳とは一線を画した
ちょっとスタイリッシュでありながら
もう古墳って時代じゃないのよね的な「世も末感」もあって
これはこれで、不思議な魅力があると思います