『陸奥話記』の話をもうちょっとキラキラ


軍記物語を読んでいて一番テンションが上がるのはアップ

やっぱり武将の散り際だと思うんですよねラブラブ

カッコよく散っていく武将たち!!

……泣けるし胸が熱くなる!!

『平家物語』の一ノ谷の合戦のあたりなんかもうビックリマーク ですよ


で、『陸奥話記』はわりと淡々とした文体ではあるのですがキラキラ

メインの男子たちの散り際はバリエーション豊富でステキですラブラブ


安倍側のリーダーだった貞任はキラキラ

剣で戦っていたんですが鉾で刺し貫かれドンッ

おっきい楯に載せられて官軍の陣中に連れていかれましたあせる

ちなみに6人がかりで運ばれています!!

(『陸奥話記』によると貞任はもう冗談みたいな巨漢ですあせる

貞任は頼義を一目見てから絶命したそうです……ビックリマーク


貞任の子の千世童子は13歳キラキラ

頑張って戦っていたのですが捕まっちゃいましたあせる

さすがに頼義も憐れんで許そうとするのですがあせる

官軍側についていた出羽の清原武則の進言に従って斬ったそうです汗

……って、こんな優しい頼義は珍しい!! 笑


それからそれから経清さんなのですがラブラブ

……これがスゴイです汗

経清さんも捕まっちゃったんですがあせる

このヒトは頼義にかなり恨まれてたんです汗

まぁそもそも寝返ったってのもあるんですがあせる

白符というニセの徴税符を作ってキラキラ

官軍が徴収しようとしていた税を横取りするというキラキラ

さすがの頭脳戦(はてなマーク)を展開していたんです音譜

……そりゃ恨まれるよ!!

で、捕まっちゃったあとに頼義にDASH!

「今でも白符を使えるか、あ!?

みたいなコトをねちねち言われあせる

最終的には…鈍い刀で首を斬られるというあせる

えげつなーい殺され方をしますあせる

鈍い刀ですよ鈍い刀ビックリマーク

切れ味が悪いってことは、じわじわやられるってコトですよ!!

……まがりなりにも元貴族に何やってくれてんだ、頼義!!


……あれ、カッコイイ散り際の話をしようと思ってたのにあせる

経清さんのせいでなんか後味悪いなあせる 笑


ビックリマーク そうそう!!

この「鈍い刀で斬る」というえげつない処刑方法ですがあせる

実はキシャで過去に扱った作品のなかにもキラキラ

出てくるモノがあるんですよねー音譜

(キシャ版では例によってすっとばしたのですがあせる