ちょっと更新サボちゃいましたね
この時期はフィギュアスケート観戦に夢中で、つい……
観戦といっても、テレビで観ていただけですが
……で、狭衣さんのハナシのつづき
女二宮さまの乳母として、出雲というヒトが登場するのですが
このキャラクターが、とんでもないことをしでかします
女二宮さまは妊娠しちゃうし
女二宮さまのお母さま(つまり帝のお后さま)、も心労で倒れちゃうし
……という状況になった結果、出雲さんは
「お后さまが懐妊されました」
と、大ウソをついたのです
妊娠してるのは女二宮さまじゃなくて母后だよ という大ウソ
産まれた子を母后の子ってコトにしちゃえばいいやという発想です
……いやいやいやいや
って思うのは、私だけじゃないはず
『狭衣物語』を読んだことがあるヒトなら、きっと「おい」って突っ込んだはず
そんな展開、アリかよ
ちなみに母后、45歳
40歳で長寿のお祝いをする時代ですから
超高齢出産にもほどがある
絶対、このウソ、通用しないでしょ
って思うのですが……
母后さまはホントに具合が悪くなっているものだから
妊娠ではなく心労だけれども、世間的には
「高齢出産は大変だから、あんなに具合が悪くなってるのね……」
と納得される、という展開になっています
でも、母后が妊娠って
それはつまり帝との子、っていう設定になるわけですが
帝もびっくりはするものの、特に疑わないんです
……ってことは、帝と母后、わりとラブラブ夫婦だったってことですね 笑
ということで
狭衣さんと女二宮さまとの間に子ができてしまったのですが
「帝と母后の間に子ができた」
という偽装が行われてしまったのでした
あ、そうそう
一応、平安時代に高齢出産の例がないわけではなくて
源倫子さん(あの有名な藤原道長さんの奥さん)って
末娘の嬉子ちゃんを産んだ時……44歳(数え)なんですよね
だから、まぁ、ナシではない設定なんでしょう 笑