『うつほ物語』の良岑行正さんのハナシひらめき電球

誘拐されて唐に渡ってしまったヒト船

……ということを紹介しましたがDASH!


この設定、面白いけれどガッカリですダウン


『うつほ物語』というのは、そもそもビックリマーク

清原俊蔭さんというヒトが、遣唐使に選ばれてキラキラ

唐に渡るぞビックリマーク と思ったらDASH!

船が難破しちゃって、ひとりでナゾの国にさまようあせる

ってトコロから始まるんです!!

物語の最初の主人公がキラキラ

目指して、そして、たどりつけなかった場所が、唐!!

ということになっているんです!!


それなのに、行正……ビックリマーク

誘拐、というまさかの展開でDASH!

あっさり唐に渡れちゃったんですよね、このヒトあせる

俊蔭の大冒険を読んできた我々読者にはDASH!

なんかガッカリですよ!!


とはいえひらめき電球

歴史上、遣唐使船ってDASH!

さんざん漂流だの難破だのをしているのですがあせる

唐や新羅のヒトたちは船でさかんに日本に来ていたらしいですひらめき電球

……つまり日本の船は残念な出来だったんだというハナシあせる

だから、そういう歴史的背景から考えてみてもひらめき電球

遣唐使で唐に行こうとした俊蔭さんが失敗して汗

唐のヒトに誘拐された行正さんがあっさり唐に行くあせる

って、まぁ、なるほど納得の設定でもあるんですよねーひらめき電球


それから、俊蔭さんの遣唐使はキラキラ

歴史上、最後になった遣唐使と設定が似ています流れ星

だから物語の設定上もDASH!

俊蔭さんは最後の遣唐使なんじゃないかとも言われていますキラキラ

そうなると、新しく帰国子女キャラ(はてなマーク)を出すにはDASH!

誘拐って設定でもないと無理なんですよねーあせる


なんというか、行正さんってDASH!

物語の外側と内側に時間の両方に時計

影響されて生まれたキャラなんだなぁと思いますひらめき電球