この旅の話題、最終回です
さんざん迷いに迷った方向音痴ふたり
その間にたくさんおしゃべりができたので
千野的には大満足です笑
で、来ましたよ
鴻臚館跡
ちなみに福岡城跡のなかにあります
ここですよ
テンションあがる
お気づきかもしれませんが
千野、「跡」が好きなんです
神社仏閣よりも、跡
このなーんにもないところがイイんです
この真上に
って想像するのが楽しいんです
往時をイメージしながら上を歩くのが好きなんです
展示室もあります
そして、この展示室が立派で……
こんなふうに、発掘された礎石跡に復元を建てています
これを見てから、外の広い跡を見ると
ただの何もない場所でも
「そっか、こんな感じのが建っていたのね」
とイメージできます
鴻臚館とは、いわば古代の迎賓館です
外交使節や交易に来た商人をもてなしたり
遣唐使など日本の外交団の送迎をしたりしたのです
平安京と難波にもあったらしいのですが
そちらは遺跡が見つかっていないそうで
3つあったはずの鴻臚館のなかで、ここが唯一の遺跡です
ここは博多湾に突き出した岬だったようで
すぐ前が海だったそうです
(今は埋め立てなどでちょっと距離があります)
ほんとに、日本の玄関口にあったわけですね
で、さらに、ここから真っ直ぐ大宰府まで道があったんですって
ここで歓迎された後、大宰府政庁に行ったわけですね
大宰府も見てきたばかりだったので、イメージがわいて面白かったです
あ、そうそう
なんでも、ここは初めてのトイレの遺跡が見つかった場所だそうで
そちらの方面()でも、学術上大事なところなんですって
というわけで、ロケの合間に
観光というより取材か調査じゃないのかそれ
な、千野の旅でした