昨日は思わぬところから『平治物語』のハナシになってしまいましたあせる
……だって、大河ドラマのせいで血が騒ぐんですものラブラブラブラブ

でも、王朝物語の話に戻りますとDASH!

将門が分身したよビックリマーク
といえば、『松浦宮物語』ですよ!!

『松浦宮物語』とは、平安末期~鎌倉初期ぐらいの王朝物語ひらめき電球
いわゆるキラキラ中世王朝物語キラキラのひとつですひらめき電球
王朝物語なんて作者名を残さないのが当たり前なのであせる
結局、我々にしてみれば大概「作者不明」になっちゃうわけですあせる
しかしビックリマーク
この『松浦宮物語』は、珍しく作者が推定されていますキラキラ
なんでも、どうやら藤原定家さんだとか音符
定家さんといえばDASH!
有名なとこでいえば『百人一首』を撰んだヒトですね音符

その定家さんが書いたといわれている王朝物語が『松浦宮物語』キラキラ
……でも、さすが古典作品を研究しまくった定家さんビックリマーク
なんとなーく、いろんな作品のエッセンスがつまった物語になっていますあせる
『松浦宮物語』はDASH!
『うつほ物語』と『浜松中納言物語』を足して割ったようなストーリーキラキラ
でもでもあせる
単純な二番煎じではありませんビックリマーク
そういう古い作品をふまえたうえでDASH!
もっとスゴい物語にしてやるぞビックリマークという姿勢が明らかキラキラ
実際、面白いのですよ!!

……そしてDASH!
何より他の王朝物語と違うのはDASH!
主人公が戦に巻き込まれ、出陣することです!!
そしてなんとビックリマーク
将門さんと同じく、分身して戦うのです!!
……王朝物語ですよ!?
なのに主人公は、9人に分身して戦うのですキラキラ

……藤原定家、恐るべし!!