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キラキラ歌川国芳展キラキラに行ってきました音符

国芳は私の好きな浮世絵師ベスト3に入ります!!
(あとの二人は鈴木春信と月岡芳年ラブラブ

この展覧会は何が凄いってDASH!
とにかく、国芳だけ!!なのですよキラキラ
よく、「○○展キラキラ」といいつつ、同時代の他の作者の作品が多い展覧会もありますがあせる
……そしてもちろん、そういう内容の方が勉強になることもありますがあせる
でもやっぱり、せっかくならお気に入りの絵師を満喫したいしたいじゃないか!!
この国芳展は、ほんとに国芳だけキラキラ
しかも前期・後期あわせて約420点もが展示されるのですキラキラ
(後期も行かなきゃビックリマーク
とにかく国芳の絵を心ゆくまで満喫できるのですドキドキ

……あビックリマーク
例外として国芳作じゃないものに、国芳の死絵がありましたひらめき電球
死絵とは、亡くなりました汗というオシラセと追悼の絵のコトひらめき電球
これは本人には書けませんからねあせる
でも、これが最後に展示されていてDASH!
この展覧会の美学を感じましたよキラキラ

国芳は、もう、タダの天才ですよ!!
ありとあらゆるジャンルの作品を描いていますがキラキラ
ダイナミックな構図で魅せる武者絵が有名ですかねキラキラ
そうそうビックリマーク
この国芳展は、宮本武蔵がおっきいクジラさんと闘っている絵がポスターのひとつになっていますねキラキラ
アレは、大判三枚続の作品ひらめき電球
国芳には三枚続のダイナミックな作品に名作がたくさんありますひらめき電球
三枚並べて迫力を出しているのですが、おそらくバラ売りもされていたわけでDASH!
一枚一枚でも楽しめる構図になっていますビックリマーク
……といってもあせる
あれだけの迫力ですから、バラで買うヒトはいなかったと思いますけれどあせる
冷静に見たら、真ん中はクジラさんもただの切り身だしねあせる

他にも、お茶目な冗談みたいな絵もたくさん描いていますがラブラブ
……猫だらけの絵とか金魚だらけの絵とか音符

やっぱり展覧会で見るなら、大判三枚続の武者絵!!
本で見るのとは迫力が違いましたっ音符音符