浴衣

今日はやたらと浴衣姿のヒトを見るなぁ
と思ったら、
隅田川花火大会
だったのですね

私の気のせいかもしれませんが、ここ５年ぐらいで浴衣女性が急増したように思います
またさらに、ここ２～３年で浴衣男性も増えたと思います
特に若い男性に多い気が
……彼女さんに合わせたくなったのかなぁ

本当に良いコトです
たとえ浴衣だけでも、和服を着るという文化はまだ滅びていないんだということですから
私は、たくさんのヒトたちが浴衣を着ているという、そのことだけで嬉しいです

以前は、
着方がオカシかったり
和服とは思えないコーディネートだったり
な浴衣女性には悲しい気持ちになっていました

でも
最近は、それでも「浴衣を着た」ということが大事なのかなぁと思っています

レースやフリルがついた浴衣を初めて見たときはびっくりしましたが
考えてみれば
明治時代だって、文明開化とか言っちゃって妙な和洋折衷の服装をしていたわけですから
それと同じということで、
へぇー、こんな斬新な浴衣もあるのね
と思うことにしています

私自身は昔ながらの浴衣しか着ませんけれど
帯の結び方も基本的に「貝の口」ですけれど

ちなみに私は普通の女物の浴衣だけでなく、男物の浴衣も持っています
祖母から藍染のカッコいい反物をもらったので、男物の仕立てで作ってもらったのです
（呉服屋さんには「本当に」とびっくりされました）
もちろん着て出歩いたりはしませんよ
殺陣や日舞で必要になるときもあるので、それ用です

男の浴衣は着付も圧倒的にカンタンだし、着ていてラクだし涼しいので
ぜひぜひ
もっとたくさんの殿方に着ていただきたいものです