スリランカの宿泊所にいて、せっせと文房具をわける鈴木部隊長!公平になるように、ひとつひとつわけていました
下の写真は、隊員が寄付したアルバムと、アーティストのかたから以前いただいた巾着袋。巾着袋にはこのまえいったときの小学校の子供たちの写真が人数分入っています。自分たちの写真をもらう機会なんてないので、ポラロイド渡したときは大騒ぎでした。アルバムは全員分印刷できなかったものをアルバムにいれて、隊員からのメッセージをいれたものを学校に寄付しました。
そしてこーーーーんなにキラキラした鉛筆がたくさん!!
子供たちにとって、学校に行って勉強するのに貧困や家庭内の問題のため乗り越えなければいけないハードルがたくさんあります。彼らが少しでもそのハードルをわくわくしながら乗り越えていけるように、このキラキラした鉛筆や文房具が彼らの希望につながるのです。
今回お坊さんの助けがあって 集まった子たちです。人数は15人ほどと決めていて(最終的に17人になりました)、その中から、貧乏で悩んでいる子、けど勉強が大好きな子たちが集められました。中には靴を買えずに、裸足で学校までの山道を歩いている子が何人かいました。
一人一人の子に素敵な文房具が届くように。みなさんの思いを今回は一人一人手渡しすることができました。みんなすごく嬉しそうに、少し照れながら、何がはいってるんだろうって自分がもらったプレゼントの中身をのぞいていました。
靴が買えない子たちには 子供たち自身にお金を心こめて手渡ししました。”Please buy shoes for yourself “ (このお金で自分のために靴を買ってください)
そして寄付された文房具の中にお坊さんが折り紙を発見!
よしじゃあ 鶴の作り方をおしえてやろー!
と子供が得意な優子隊員が手をあげて子供たちの輪の中に入り、折り紙の講座を開催。
しかしわたくし、見た目日本人ですが、心は外国人なので、意気込んでみたももの、実は鶴のおりかたをしらないという事件が発生しました。途中まで折ったものを、やりなおしして、鈴木部隊長にバトンタッチし、私も指導をうけながら、みんなで無事 鶴をおることができました。
印象的だったのは、みんな言葉がわからないのに、素直に話を聞いてくれたこと、そして何を作っているのかよく理解てないのに、目を少しキラキラさせながら、もくもくと作ってくれたこと。スリランカの子はシャイなので、最初は少し距離があったのですが、こうやって直にあって交流することによって、距離が縮まったような感じがしました。言葉はわからないけれど、心は通じ合いました!ジュースのおかわりは照れて遠慮していたのに、鶴の折り方は遠慮なく聞いてきました。
「たいしたものはいらない。もしも何か持ってきてくれるのなら、キラキラした一つの鉛筆と、あなたたちが子供たちに直接会いに来てください」
と以前の旅で言われました。言葉もわからない。言葉では伝えられない、ある人からは、物をあげているだけの行為にしかみえないかもしれませんが、私は実際こうやって子供たちと触れあって、言葉では表せない、心のつながりを感じました。私にとっても、キラキラした思い出になったこの日は、子供たちにとってもこれから、自分の未来の希望を灯し続けてくれる宝物になったと信じています。