おはようございます!

本日は晴天で気持ちの良い朝です。

 

 

そして家に一人。

久々の静けさ…。

子どもたちが帰宅するまでの時間、嬉しくて何をしようか決められないので、

まずは頭の整理にブログを書く。

 

 

 

最近は図書館で借りた本を読んでました。

桐野夏生さん2007年発行「メタボラ」です。

 

厚さ5センチ?ほどの厚い単行本は、ページ数が多いので、じっくり毎日少しずつ読み進めてました。

なんとか返却日までには読み終えることができた。。。息切れ。

 

沖縄を舞台とした記憶喪失の男性の話。

暑く、茹だるような描写が多かったので、冬に読むと丁度いいですかね。

読書で温まる。どなたか試してもらえませんか?

 

 

 

 

そして私の両親はただいま沖縄旅行してます。

あいにく天気は良くないようですが、初めての場所に楽しく暑がりながら観光地を巡っていると思います。

 

 

昨年、体調を崩した母は、食欲不良と日中はほぼ寝たきりの入院生活を送り、

1ヶ月ほどで退院しましたが、気力と記憶力も低下していて認知症になりました。

 

 

これからの母の介護に覚悟を決めて、私は自分と両親の生活の両立を考えました。

 

 

 

そんな矢先、父から母と旅行してくると聞きました。

20万円の旅行代金を振り込んだ後です。

 

不安で仕方ありませんでしたが、父の気持ちも大事にしたかったので、空港まで見送りに行きました。

以前から旅行好きの母は、手慣れた手つきでチェックインをして颯爽と手を振って搭乗口に向かってました。

 

 

旅行中は二人とも楽しく、写真も撮って、お土産買って帰ってきました。

安堵したと共に、かなり驚きました。

 

 

 

それからは2ヶ月に一度、日本のあらゆるところを旅行するうちに、

見違えるほどに母の表情と記憶力と発する言葉が少しずつ回復してきました。

 

 

 

認知症と診断されてから1年。

母の生きる力、人生を歩む逞しさに尊敬し、逆にこちらが励まされています。

 

 

 

私が子供の頃は、よく夫婦喧嘩をしてハラハラさせた両親ですが、

こんな素敵な老後が待っていたなんて、、、。

 

人生とは、夫婦とは、考えさせられます。