なんとなしに見ていたところ、
『低学年の女の子が英検2級合格』
という記事にたどり着き~
『英語』『子供』というキーワードがあると
つい興味がわきクリックしてしまう私
記事を読んでみると、
その女の子は幼少期(小学校に上がる前まで)
英語圏で育ち、
現地の幼稚園に行っていたとのこと
私がその記事のどこに一番驚いたかって、
この記事に対するみんなのコメントの数々
コメントの大多数が批判的なコメントだったのです
・なんだ、帰国子女か
・帰国子女なら当たり前でしょ…等々
というコメントが大多数
それに加えて
・そんなことより日本語は大丈夫なのか
といったおせっかいな意見まで
やっぱりこういう意見になっちゃうのか
英語圏で暮らせば出来るのが当たり前
それが帰国子女に対するイメージ
英検って、
日本英語検定協会が行う検定試験で、
級が上がれば上がるほど、
日本語の能力がかなり必要なわけで、
数年英語圏に住んでいた=英検楽勝
の構図にはならないと思うんだけど~
低学年で英検2級合格した女の子も、
きっと本人とご両親の努力あっての事
そこはスルーなんだよなぁ
そして
「子供は(英語習得)すぐだよ~」
という言葉も都市伝説並にありえない言葉で、
英語圏に来てみたはいいが、
2年間学校でほとんど口を聞かなかった~
とか、
日本にいたときは
むしろ英語は得意科目だったのに、
いざ英語圏に来てみると
なかなかELLクラスから抜けれず
ハイスクールの卒業が一年遅くなり、
日本の同級生と同じ年に
大学受験出来ない~
とか、
身近で色々見てきたので複雑
勿論みんなチューターをつけたり
リーディングの塾に行ったりして頑張ってる
それでも現地の学校についていくのは
大変な事なんです
『帰国子女』って、
なんとも割りに合わない言葉だよね~
Yahoo!ニュースのコメントを書く人って、
だいたい大人だと思うんだけど、
大人になっても
そういう発想しか出来ないんだなと
がっかり思いつつも、
でもよく考えたら私もこんな立場になる前は
そういう軽い考えだったなぁと
思いだしまして・・・
あの頃の私、
日本全国にいる帰国子女と、
海外で頑張ってる最中のご家族に、
きちんと謝って
って感じですゴメンナサイ
いくつになっても、
実際その立場にならないと、
色々な考えは出来ないものですね