バレエの先生は、首を伸ばすことを
「首の後ろを伸ばして!」
とか
「耳を上から引っ張られるように!」
などと表現することが多い。

自分なりに先生に言われたことを実践してみても
鏡に映る自分の姿は
決して首が伸びているようには見えない。

どうしたらいいものかと
レッスン後の車の中で考えていたら、
ひらめいた!

ヒントを与えてくれたのは
ひな人形。

ウチのひな人形の首は、スポッと抜ける。
これだ!

首を伸ばすには、
自分の首を根元からスポッと抜く感じ。
これじゃない?
根元からスポッと抜くためには
肩が一緒に上がってしまっては絶対に抜けない。
肩の位置はそのままに
首の根元からスポッと抜く。
・・・抜けないけどね(笑)

これは、首に限ったことではない。
脚も腕も同じ。

要は、
各々の関節が
それぞれ引っ張り合いっこ。

誰かに引っ張ってもらうのではなく
自分の身体でそれをやる。
どちらかの力が強すぎてもダメ。

それに、少しくらいの引っ張り合いっこでは
全然伸びているようには見えない。

ゴムを最大限に伸ばして、
さらにそこからまだ引っ張る感じ。

それを全力でやろうとすると
ものすごい汗💦

汗の分だけ上手くなれるなら
いくらでも汗かくんだけどね。

なかなかそうはいかないのが悲しいところ。

まずは、
ひな人形の首!
これを実践してみようと思う。