ふぅ、大した雪じゃなくてよかったー。
お昼すぎ、雪かきを終えた私は再び冷蔵庫へ。

えっ。

今度は赤いランプが点滅して止まらない。
冷蔵室は…やはり冷たくはない。
これは、このまま使い続けてはダメなヤツだ。
私は観念して修理依頼の電話をかけた。
…が、またここでも電話はつながらず、再び「この木なんの木」アカペラバージョンを聴き続ける羽目になった。

もう、いいよ。聞き飽きた。
と、思っているうちにやっと繋がった。
電話口の人は「今、修理が大変混み合っていまして、最短で19日になるのですが…」

これは困ったぞ。
私は、19日から数日間家を空ける用事があるのだ。だから、それまでになんとか修理をしてもらわなければ!私の相手の心にすがりつくような巧みな言葉がけにより、すぐに業者へ連絡していただけることになった。あとは、業者からの連絡を待つのみ。しかし、16時になっても17時になっても連絡はこない。本当に私の携帯番号を伝えてくれたのだろうか。不安な気持ちのまま、とりあえずスーパーへ買い物へ。
すると、やっと電話がきたー!
金曜か土曜の午後だったら大丈夫とのこと。
よっしゃー!!

「それで、ひとつ確認していただきたいことがあるのですが」
と、電話の向こうの声が言う。
はい、なんでしょう?
「この冷蔵庫を買った時に、10年保証を付けていましたか?」

・・・

全く記憶がない。
10年保証を付けたかどうかよりも、どこの電器屋さんで買ったのかさえ覚えていない。
前に住んでいた土地で買ったことは間違いないので、KもしくはY電器のどちらかだ。
業者の話によると、Yバシカメラの場合は、別料金を支払って保証を付けるため覚えている人が多いらしいのだが、KやY電器は購入時に自動的に10年保証が付くので、保証が付いているのにもかかわらず付けていないと思っている人が多いのだとか。
保証が付いていない場合は、15,000円ほどかかるという。翌日までに、それを確認するということで電話を切った。

さぁ、またひと仕事。
事情があって18:30までに夕食準備の必要があり、電器屋さんの閉店が20時。
また、時間との闘いが始まった。