「お父さん、冷蔵庫がおかしいの!」
今の冷蔵庫の状況を説明する。
電話のやり取りを聞いていた娘は、スマホ片手に野菜室を開け冷蔵室を開け…何か調べている様子。

この冷蔵庫は、2012年製。
そろそろ寿命といえば寿命なのかもしれない。
だが、寿命であろうとなかろうと、冷えない冷蔵庫はもはや冷蔵庫ではない。ただの物入れだ。

主人は言う。
「冷蔵庫が冷えないのであれば、もうこれは買うしかないだろう。明日電器屋さんで見ておいで」

えぇ〜〜予想外の大出費💦
「え?現金で買うの?カードだったらこのカード?」
買う冷蔵庫ってどんな価格帯?サイズは?扉は右開き?左開き?だって、近々引越し先で使うことになるんだよね?いや〜〜もうわかんない💦
またもや緊急事態にパニックになる私。

そんな私の様子を見ていた娘は、
「落ち着きな!ここの熱い部分も、明日までずっと熱いとは限らないし、今はどうにもならないんだから。まず明日、取説に書いてある電話番号に電話してみなよ」

・・・シュン。
時刻は、すでにAM0時を回っている。
散乱した書類と洗濯物にまみれた私に向かって、
「もう寝な」
という娘。
「だって、コレ片付けなくちゃいけないし…」
と言う私に対し、
「別に今日じゃなくてもいいでしょ!」

あーあ、本当に立場が逆転しちゃったな。