今日も午前中は、自分がレッスンを受けに行ってきました。


私の先生には、いつも何か新しい事、自分が気付かなかった事

を教えて頂き、毎回


「今日も、行って良かったな」と思えるレッスンです。


今日もバッハの平均律第Ⅱ巻のD Durを見て頂きました。

前回はヘンレ版も進化する 事を知りましたが



今回は拍節感について。

この曲なんと、二つ拍子記号が付いているんです。

曲の途中から拍子が変わる事はよくあることですが

最初から二つ並んで書いてある目


PIANOでワクワク-Image539.jpg

1小節目は8分の12,つまり4拍子、

2小節目は2分の2拍子、つまり2拍子。と

小節によって、変えて弾かなくてはいけません。


2拍子と4拍子ならそんなに違いないじゃないと

思っちゃいけません(いけないそうです)


2拍子は早くても遅くても1ト2トという波がある。

それに比べて4拍子はタンタンタンタンとたんたんと

行くんだそうです。


楽譜の上に絵まで書いて説明して下さいました。

4拍子の1,2,3,4 を 強・弱・中強・弱 と

学校で教えるのも、どうかと思うとも。


このDdurの場合、1小節目は4拍子でたんたんと。

2小節目は2拍子で拍に波を感じて弾く事を

教えて頂きました。


バッハは結構このケースあるそうですが

家に帰って一巻も2巻も全部見てみましたが

平均律クラヴィーア曲集では,

1巻の15番が左右の拍子が違う(右8分の12,左4分の4)

だけで、二つ並列されているのは、

この2巻の5番以外は無かったです。



拍節感。

他に、4分の3と8分の3の違いも。

これがいい加減な演奏が多いから

聴いている人にとってクラシック音楽はなんか、「心地よくない、

乗れない 」という事になると先生は仰います。


なるほど、そうかも!


『今日もレッスンに行って良かったな』


練習してなくて、弾けない所は大人の場合、自分が一番良く

分かっているので、それ以外の事で


私もお教えしたい事はいっぱいあります。



忙しい時間をやりくりして、何とか隙間時間を作って

練習したり、レッスンに行ったり・・・


大人は皆さんそうやって、レッスンを続けていらっしゃるのですからね。



『忙しかったけど、今日もレッスンに行って良かった』

そう思って頂ける様なレッスンがしたいなと思わされました。


でね、でね、みなさま、レッスンに行ったら

帰ってきてすぐに、先生の仰った事を思い出しつつ

練習する事が上達の秘訣ですよ~


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