始まって、しまいました。
生方さん脚本の、連続ドラマ。
「海のはじまり」
想像の100倍くらい
すごかった。。。
前作、前々作の脚本ブック
1話を、2回観て、
2話を先ほど見て、
その直後に、いてもたってもいられず
これを書いている。笑
何度も泣いたし、
ちょっとした放心状態で
すべての動きがゆっくりになっている。
生、死、水、命、選択、じこ、うみ、父、子、はじまり、etc・・
(ざっくりとしたあらすじ等は、
こちら→公式HP)
生方さんの紡ぐことばと、美しい映像と、
俳優さんたちと、もろもろすべてが
見事に掛け合わさっている・・
1話の冒頭の
海のシーンからもうすごく、、
良かったんだよな~~~
冒頭2分くらいで
古川琴音さん演じる水季が、
娘に言ったことばがあって。
「いるよ。いるから大丈夫。行きたい方行きな。」
これが無性に胸にツンときて、
あったかいような不思議な
大きな存在に包まれてるような、
何ともいえない感覚に、包まれた。
冒頭の2.3分でこんなだよ。。
もう大変だよ・・笑
画面から1秒も目が離せないしさ。笑
(これがあと2か月も続く贅沢)
で、脚本の生方さんが
このドラマについて語っているこのインタビュー記事が、
必読なんです。
〈特別取材〉目黒蓮・主演「海のはじまり」の脚本家・生方美久が今作で‟伝えたいこと”はふたつ
少しだけ抜粋すると
明確に伝えたいことはふたつだけです。ひとつは、がん検診に行ってほしいということ。すべての人が受診できる・受診しやすい環境が整ってほしいです。もうひとつは、避妊具の避妊率は100%ではないということです。大人でも「避妊すれば妊娠しない」という認識の人が非常に多い。
伝えたいわけじゃないことは、「家族は素晴らしいもの」ということです。家族を嫌いだっていいと思っています。家族ではない‟つながり”を持った登場人物たちの感情や選択が何より重要な作品だと思っています。
(ちょっとしか抜粋してないので全文ぜひ)
生方さんは、
助産師・看護師の経験もあられるので、
その生方さんが、生や死を色濃く扱う物語をどんな風に紡ぐのか、
とても楽しみだった。
「面白い」という言葉がとても陳腐になってしまうくらいだけど、
これはもう、想像の上の上の上のはるか雲の上で面白い!!!
「各人物を多面的に描くことがこだわり」ともおっしゃっているので、
(「silent」「いちばんすきな花」もそうだった)
話が進むごとに、
登場人物たちがどんどん奥行を増して
立体的になっていくのを味わうのが、楽しみ。
タイトルに込められた意味合いを味わうのも。
ちょっとした何気ないセリフ含め、
全部のセリフが、すごくすごく好きだなぁ。
(6歳の海ちゃんの何気ない問いが、息子に重なることも。)
全身で浴びるドラマだと思うのです。
(これがあと2か月も続く贅沢←2回目)
また書きます。