こんにちは!
先週末にちょっと面白いイベントに参加してきたので、そのお話をシェアします
みなさん「ハングリーゴースト・フェスティバル」
って聞いたことありますか?
シンガポールに住んでいると、8月ごろになると街のあちこちでお線香やお供え物を目にします。
日本でいう「お盆」に近い行事で、ご先祖様や霊を供養する大切な習慣なんです
これまでは「もう8月か〜」と季節を感じるくらいで、自分が参加することはないと思ってました
移住してきた当初から「お供え物は踏んだり蹴ったりしないように注意!」と言われていたので、遠くから眺めるものだと思ってて
ところが先日、ついに!
ローカルの友人に誘われて、お祭りの終わりごろにお供え物をいただく場にお邪魔してきました
日本のお供え物はお墓参り用に和菓子とかビールとか、が私のイメージ
ですが、シンガポールはスケールが違いました
なんと豚がまるまる一匹
最初は「これ、本当に食べていいの?」ってちょっと戸惑ったのですが、みんな当たり前のようにシェアしていて、「食べないともったいないよ!」と声をかけてくれてホッとしました
テーブルの上にはカニ、チキン、ダック、揚げ物、ヌードル類、フルーツやお菓子までずらり
どれも美味しい!ただし…茶色率が高い
野菜はほぼなし!
まるで親戚の集まりみたいな雰囲気でした
正直、ハングリーゴースト・フェスティバルって「ちょっと怖そうなお祭り」だと思ってたけど、実際は人とのつながりを感じられる、とても心地よい時間でした
ちなみに、食べ物が多すぎて20人くらいで頑張ったんですがそれでも余りました
ハングリーゴースト・フェスティバルの時期は、街中に設置された金属のゴミ箱で紙で作ったお金・車・電化製品などを燃やして先祖に送るのですが、これがまた本格的!
ヴィトン柄のバッグやヒール、タバコまであって、「あの世でも不自由しないように」という気持ちが込められているのだそうです
私はというと、お供えの準備で紙のお金をひたすら折る係
「どんだけ作るの!?」と思うくらいゴミ袋いっぱいになったけど、みんなでワイワイ過ごすその時間こそが一番大事なんだな〜と実感しました
今週末から旅行予定なので、ブログ投稿の頻度が落ちるかもしれませんが、お暇なときにまた覗いてみてください~!