新聞をとってはいますが、なかなか読めなくて

積んであるばかりですが、たまたま目に入った記事が

「膨らむおなか 誰にも頼れず」

という朝日新聞の記事

 

10代の女性、避妊していたのに妊娠

親に暴力をふるわれて育った彼女

家出をして警察に

施設に行きたいと訴えたこともあるという。

児童相談所に一時的に保護されたこともあるという。

 

妊娠を交際していた年上の彼に告げると

「育てよう」と言われたが、その後連絡がつかなくなり

中絶を考え病院に電話をすると、どこも親に言わないと

だめだといわれ、、、

ネットで相談しても、親に言うしかないといわれ、、、

おなかの赤ちゃんと死のうとも考えたらしい。

 

おなかの子はどんどん大きくなるので、親にばれないように

友達の家を転々としていたが、

内密出産という言葉を調べて、熊本にある一軒の病院に

たどりついた。熊本の慈恵病院。

 

病院の担当者にだけ身元を明かしていろいろ相談し、出産し、

赤ちゃんには会わないつもりだったが、やはり会いたくなって

自分で名前を付けて、手紙も残したという。

 

読んでいてほんとに悲しかった。

内密出産できてよかったと思うが、そこまで彼女を追いこんだ

親を思うと怒りを通り越して悲しみを覚えた。

 

私だって、昔は子どもが悪いことをしたら怒った。

当時は叩いたことももちろんある。

でも、息子も娘も私には何でも話してくれるという自信はある。

子どもをほんとに思って叩くのと、物だと思って暴力をふるうのとは全く違う。

愛があるのと、ないのとは、違うんだよなぁ。

 

いろんな事情で内密出産をしなければならない人はいるらしい。

そういう人を守る体制ももっと必要となってくるだろう。

ひとりでこっそり産んで殺してしまうくらいなら

子どもが欲しくてもできない方に育ててもらったほうが

赤ちゃんもしあわせじゃないかと思ったりする。

 

この世に生をもらった赤ちゃんみんなが

どんな形にせよ、幸せになってほしいと思うのでした。

 

こんなこと思っている間に中絶薬が認可されるとか、

いろいろ心が痛い。。。

 

そういえば、先週の金曜日はうちの猫にまた胸水が溜まり

300CCも抜きました。

そのことはこっちのブログで読んでね。