4月1日が日曜日だった為、今日2日は各企業で入社式が行われた。
今年の入社式、例年と様子が違ったようだ。
まず、私は企業にとって利益よりも重要なものがあると考える。
それは
「コンプライアンス」=法令順守
これが守られていなければどんなに高利益を生み出していても企業は存続の危機に立たされる。
六本木ヒルズの代名詞的企業であったが、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪に問われたライブドア。出資法違反(インサイダー取引)の罪に問われた村上ファンド。いずれも時代の流れに乗り急成長を遂げた企業であるが、法令順守をしなかったが為に結果、社会的信用を失い存続の危機に立たされてしまった。
で、今日の企業の入社式・・・
企業不祥事によって入社式で「おわび」の言葉が多くでたようだ。
ずさんな品質管理が発覚し営業中止に追い込まれた不二家、トラブル隠しやデータ改ざんをした東京電力、不正会計問題で揺れた日興コーディアルグループなど。
皆コンプライアンス無視が招いた。
代償は極めて大きい。
企業規模の大小関係なく社会的信用を失うと大変ですよ。
今一度、法令順守を尊重し、モラルの高い会社を目指してみては。