そっか…。 | 10001回目は来る-虫垂杯細胞カルチノイド、転移性卵巣がん、腹膜播種と共に生きる日々の記録-

10001回目は来る-虫垂杯細胞カルチノイド、転移性卵巣がん、腹膜播種と共に生きる日々の記録-

31歳で結婚。33歳からの不妊治療
足掛け7年、15回以上の人工授精、4回の体外受精。
諦め切れずにいた39歳の冬に発覚した卵巣がん。
なんと、転移性で、原発不明がんでした。
病理診断より虫垂杯細胞カルチノイドがほぼ確定。プラス腹膜播種ありです。現在42歳です。

昨日は、通院日。
二週間ぶりでしたので、例の如く腹水でお腹はパンパン。
最近薄着になっているので、姿見などで自分を見ると
明らかに違和感のあるお腹の膨らみ。
妊娠?もし知らない人が見たらそう思うかもしれないなぁ。
お腹の突っ張りから腰も痛くて。
食事もやはりあまり食べられない。一回につきおにぎり一個食べられるかどうか。

採血して、先にアバスチン投与。
ドクターにお腹を触ってもらったら
カチカチで

腹水もあるけど、腫瘍自体が大きくなってるかも。

びっくり

んまー、そうでしょうけどゲロー

一月から通算しておよそ10㎏痩せていること。
時々オエッとえづいて胃液があがってくること。
お腹が重くて腰が痛いこと。
全体的に体調が良くないこと。

などなど話して

今後の仕事のこととかも少し話して。

とりあえずアバスチン投与したあと腹水抜きました。
今回は2リットル。
腹水抜いたらだいぶ楽になり、調子が良くなりました。腰痛もなくなった。

いよいよ二週間後、CTです。
ロンサーフ…もはや効いてない感じですが
効用と腫瘍の状況を見て
治療を継続するか否か
の判定になりそうです。

もしかしたら今の病院での治療は次回まで…かもしれない。
本当に本格的に緩和ケアに移行するのか…。
まだまだいける気もするし、そうでもない気もするし…。

私の中でも、気持ちはどっちつかずです。
どっちつかずのまま、当日を迎えてしまう気がする。
できる治療があるなら続けたい気がする…でも、実際問題やり尽くした感もあり…。

興味深い拝読させていただいたブログの方が
5月に入って亡くなられたことを知りました。
自分の癌種と近いこと、私の住む県で治療をされていたことなどで大変参考にさせていただきました。
文章が巧みで
惹きつけられる方でした。
お会いしてみたい!と思い、メッセージをおくり
都合が合えば会えるかも…という感じでしたが
結局会えずじまいでした。
それもあり、尚更空虚感です。
でも、私は私であるわけだからまた違うストーリーを紡いでいかなくては。
前向きにいこう。