音楽をやっていく上で誰もが一度は困ったことがあるであろう、バンド探し。

せっかく練習して上手くなっても、カッコいいバンドの一員として演奏できなければ何の意味もありません。

昔は知人以外の人とバンドを組もうと思ったら、音楽雑誌のメン募記事や楽器屋・スタジオに貼られた手作りチラシを見るくらいしか手段はありませんでした。しかし、今ではメン募サイトで気軽にバンドを探すことができます。

もちろんここ十数年私もメン募サイトにお世話になっているわけですが、良いメンバーに巡り会えたのは数えるほどしかありません。

そこで、私の経験から良いバンドを見つけるためのコツをお教えします。

前提として、

「コピーバンドではなくオリジナル曲を演奏するバンド」

「自分が既存のバンドに加入する」

「インストやメタル等でない歌ものバンド」

「プロ志向は除外」

という条件が付きますのでご了承ください。

 

 

1.利用者数の多いサイトで探す

募集しているバンドが多ければ多いほど、自分に合うバンドが見つけやすくなります。

メン募サイトは一時期たくさんありましたが、現状ではOURSOUNDSが一番利用者が多く活発ようです。

同じ理由で、検索する活動地域はできるだけ絞らず広く取ることをおすすめします。地方住みの方は厳しいかもしれませんが、ある程度人が多いところに出ていくことを妥協できればそれだけ良いバンドに巡り会える可能性が上がります。

ちなみに私は千葉県在住ですが、探すときは必ず東京都も候補に入れています。更に、バンド活動のために都心部に出やすい沿線の駅チカ(リハスタも近所にある)に住むようにしています。

 

2.募集記事を探して自分からコンタクトを取る

メン募サイトに登録すると、たまにプロフィールを見た人からの勧誘メッセージが来ることがあります。

思わず嬉しくなって一度会ってみるか、と乗り気になってしまうかもしれませんがやめておきましょう。向こうから声をかけてくるバンドは大体ロクなものではありません。

何故かと言うと、良いバンドなら募集記事を載せるおくだけで誰かしらから応募が来るので、わざわざ個人にメッセージを送る必要などないのです。

それなのにバンドの方から声をかけてくるということは、

「メンバーが集まらないほどクオリティが低い」

「コアメンバーに何かしら問題があり他のメンバーが定着しない」

「メンバーに身の丈に合わない要求をしており人が集まらない」

といったことが想定できます。

勇気を持って、自分が気に入ったバンドに自分から声をかけていきましょう。

 

3.なるべく年と身分が近い人とやる

特に年下で年齢差が大きい場合は注意したほうがいいと思います。音楽面・私生活面でジェネレーションギャップがあるのはまだいいとして、とんでもなく常識のない奴に遭遇する可能性があります。

もちろん年を食ってれば常識があるかと言うとそうとは限りませんが、社会経験の浅い人とは何かしらトラブルが起こりやすいです。

 

4.デモ音源だけでなくライブかリハの録音も聞かせてもらう

宅録で作った音源ではなく、メンバー全員で同時に生演奏をしている録音を聞かせてもらいましょう。

録音の共有を要求した時点で「ない」と返事がきたらそれはもう論外です。普段から録音していない人たちは自分たちの出している音に向き合っていません。録音をしないバンドは曲の仕上がりも演奏の上達も非常に遅いです。

進歩のないバンドはすぐに飽きてしまうので、お互いに高め合う関係を作れる人とやりましょう。

 

5.ボーカルとドラムがちゃんとしているかチェック

音楽をやる以上は、ある程度は人に聴いてもらうことを考慮したほうがモチベーション的にも良いでしょう。

そこでポイントになってくるのがボーカルとドラムの技量です。

世の中音楽をやっていない人のほうが多いわけで、一般人は細かいの演奏の上手い下手は区別が付きません。

しかし、ボーカルとドラムに対しては素人でも「聴いてて心地よいか」というジャッジはしています。

極端な言い方をすると、その2つが様になっていれば最低限人に見せられるものにはなるということです。

 

6.曲と歌詞が本当に良いと思うバンドを選ぶ

ここで妥協すると、何のために音楽をやっているのかがわからなくなります。

加えて、バンドと自分の演奏スタイルが合っているかも考慮したほうがいいです。

自分が演奏している録音を相手に聞いてもらって、バンドのイメージに合うか確認してもらうと話も進みやすくなります。

 

7.バンド内でカップルがいる場合はやめておく

カップルの都合に振り回されて他のメンバーが割を食う、というのがよくある話です。

一定以上の深い関係になるとその人のことを客観的に見ることができなくなります。

バンドは人に見られてなんぼなので、自分を客観視できないバンドに未来はありません。

 

8.メッセージは誠心誠意心を込めて書く

加入希望するバンドのメンバーに自分のことを知ってもらうことも重要です。

テンプレート通りのやり取りではなく、都度自分の言葉でメッセージを送りましょう。聴かせてもらった音源の感想をしっかり伝えると印象がよくなります。

バンドを一緒にやるということは、男女で交際することと似ています。好きな人とデートの約束をするようなつもりでやり取りするのが上手くいくコツです。

 

9.スケジュール面はファーストコンタクトの時点で合わせておく

活動頻度や曜日・時間は早めに確認しておきましょう。

複数の人が集まってやるわけですから、メンバー全員が集まれる日はそんなに多くありません。

いつまでに次回のリハの予定を立てるか、予め決めておくとスケジュールが組みやすくなります。

 

10.自分が選んで貰う立場ではなく自分がバンドを選ぶ立場になる

長々と語ってきましたがこれが一番重要な気がします。

ある演奏が上手くて人間性に問題がなければ、加入を断られることはそうそうありません。

自分がやりたいと思ったバンドで演奏できるよう、普段から演奏技術も人間性も磨いておきましょう。

 

 

以上、メン募で良いバンドを見つけるための10カ条でした。

かなり私自身の経験則も入っていますが、良いバンドライフを送るための助けになれば幸いです。