今日は休日
朝起きて
エレキギターの教本眺めながら
初歩的な弾き方の練習をして
ハガレンのPS2のゲームやって
そしてレンタルしてた映画2本観た
タイトルにありますが
2本とも戦いに因んだ映画
『少年H』と『のぼうの城』
この2作品、やっと観れた(笑)
まず『少年H』
タイトルだけでショタの話?となるが
当たり前だがそんな話ではない
大日本帝国時代の戦争の話
主人公は中学校で銃の撃ち方を練習する
お父さんは洋服の仕立屋さんだけど外国人の服を仕立てたってだけで警察から体罰を受ける
キリシタンの差別
外国の差別
今の世の中では有り得ない話
あれだけ大日本帝国万歳っていってた人らは
戦争が終わった瞬間、外国人相手に商売したり外国のモノを使うようになったりする
少年と家族は
その中でも芯を持ち生き続けていく
この映画のいいなって思ったのはただの戦争映画でないこと
遠征して友達が戦死して…
そんなありきたりな話ではなく
少年が抱く戦争の疑問や
偏見で作り上げられた日本という国の理不尽さ
人と人を差別する無意味さ
現代でも通じる訴えみたいなのを
個人的に感じた。
そして『のぼうの城』
これまた有名な武将の武勇伝…
ではなく
とってもマイナーな武将が主役というのが面白い
成田長親
失礼ながら存じない武将
500人の兵が
2万の兵にどう討ち勝つか
その戦が見もの。
それに長親(のぼう)の人柄
部下に愛され慕われる理想像だと思う。
野村萬斎様の芝居はやはり絶品
馬鹿だが何か策がある
それは意図的なのか自然体なのか
観客が各々考えさせられるような芝居
こちらも結果、戦は敗けてしまうが
なぜか勝ったような印象が強い
今日観た2本、両方とも素晴らしかった
たくさん映画が出てきているこのご時世、
メジャーな脚本とはちょっと違った筋書きが求められてくる
面白かったです。
ありがとうございました。