前回の断尾でも少しふれました、九死に一生事件について書きたいと思います。

また、新しくママになるわんちゃん及びそのママさん、パパさんのご参考になればと思います。

またまた長くなりますので、興味のない方はお読み捨てくださいね^^。



実は音べいびーたち、音歌銀たちをゆずってくださったブリーダーさんのおかげで、九死に一生を得ました。


赤ちゃんたちは産み終った次の日、音は少し食欲が落ち、熱がでました(40度0分)。

私は慌てて、我が家のかかりつけの獣医さんと、ブリーダーさんに連絡しました。


まず、ブリーダーさんから連絡がきまして、産後は、しばしば熱がでることがある。

理由は、胎盤がはがれた時点で炎症がおき、熱が出るとのことでした。

ちなみに、これはブリーダーさんのかかりつけの獣医さんもおっしゃっていたことだそうです。


そして、食欲については、私はこの日から音にいっぱい食べさせなくっちゃと、普段1日2回のご飯を、1日5回にしたのです。ちなみに、1回の量は2回の時より少し少ない程度でほぼ同じです。

(これはかかりつけの獣医さんから食べられるだけあげてと指示されたためです。)

これもブリーダーさんは、2回から5回にすればそりゃ食べられなくなるよ。食欲がないんじゃなくて、お腹いっぱいなだけ。2回+αくらい十分だよと言われました。


それに、産後直後は人間もそうだけど、出産疲れからあんまりいっぱい食べられない子もいる。とのことでした。


だから、母乳が出るようお水はいっぱい飲ませて、様子をみるべき。まったく問題ない。というのがブリーダーさん(+ブリーダーさんのかかりつけの獣医さん)の見解でした。



一方、我が家のかかりつけの獣医さんは、産後直後食欲がないのはおかしいし、40度は発熱にはいる(犬の平熱は38.5~39.5くらい)。

急いで病院に来てほしい。

感染症の疑いがあるから、抗生物質を飲ませたい。

と言われました。



私は慌てて、ここでまたブリーダーさんに電話。


ブリーダーさんは、抗生物質なんて飲ませたら、授乳ができなくなる。

まだ生後2日で、人口哺乳なんてプロじゃないと難しい。

赤ちゃんたって、3つの命だからね。

それに、感染症なんてありえない。

もし、抗生物質を飲ませるのだったら、100%感染症とわかってからにしてもらいなさいと指示をいただきました。



なので、エコー検査と血液検査をしました。

エコー検査でもはっきりとはわからず、血液検査白血球以外すべて正常値でした。

唯一、白血球だけが、基準より2だけ高いだけでした(基準は~170だったのが、172でした)。



しかし、獣医さんは、たしかに子宮蓄膿症みたいな感染症を起こしたら、白血球のケタが変わるくらい増えるものだけど、まだ初期の段階であれば、このぐらいの数値に留まる可能性もある、

そして、念のため、抗生物質を飲ませしょう。

音ちゃんが一番ですから。


と言われました。


内心、(そりゃ音が一番大事だけど。一生懸命音が産んでくれた赤ちゃんたちだって大事だよ。

100%じゃないかぎりそんな判断なんてできない。だいたい、白血球が2高いだけなんて、ちょっとしたことでそのくらい変わるでしょう)って思っておりました。


人口哺乳になったら、3姉妹は死んじゃうかもしれない。
でも、感染症だったら、音も苦しい・・・><。



ととっても悩み、またブリーダーさんにその旨を連絡。すると、


白血球は感染症が起きてたら、もっと増えるし、今までの経験上産後こんなすぐに感染症なんてなったことがない。

それに、胎盤がはがれて炎症を起こしている以上、白血球が増えるのは当たり前のこと。

感染症じゃない。

今日はそのまま帰って、様子をみなさい。


とのことでした。(「念のためブリーダーさんかかりつけの獣医さんにも相談をしてみたけれど、同じ判断だった」、そうです。)



ブリーダーさんも獣医さんも信用しております。

ただ、獣医さんは今の病院を開業されて音が初めての妊婦さんです。

一方、ブリーダーさんはその道のプロ。

今まで何回ものお産を経験しています。


トリミングスクールでも、お産に関しては、普通の獣医さんだったら、ブリーダーさんの方が詳しいよ。と言われたのも思い出し、ブリーダーさんの判断を信じて、薬をもらわずに帰ってきました。



帰って、お水を飲ませ、体温を測ってみると、39度6分。

ほぼ平熱くらいまで下がってきています。

そのあと、夜ご飯をあげると、ペロリと完食。


(あれ?ブリーダーさんの言う通り、お腹いっぱいだっただけ笑?)



翌日には39度まで下がり、1日3食にしたら、毎食完食。

翌々日にはすっかり平熱に戻りました。



どうやら、ブリーダーさんの見解が正しかったようです。


ブリーダーさんに連絡すると、だから言ったでしょう。という感じでした^^;。


そして、再度、


人間と一緒で個体差があって、産後すぐは疲れて食べられない子もいるし、胎盤がはがれて炎症を起こすから、熱だって出るし、白血球だってふえるもの。

1日2食を5色にしたら、そりゃ食べられないよ。


とおっしゃっていました。



その日以来音は産後疲れもみるみる回復して、熱も平熱、ご飯ももりもり食べる日々です。

あの時安易に薬を飲ませなくて本当によかったと思っております。



獣医さんにもその旨を伝えたところ、感染症であれば熱は下がらず、上がる一方なので、軽かったのかな?とのことでした。


念のため、我が家のかかりつけの獣医さんは、若いけれどとても勉強家で、いい獣医さんです。

今回も音のことを案じて、最悪の事態を避けようとしてくださったことはよくわかっています。


ただ、この件に関しては、ブリーダーさんに本当に感謝です。

3姉妹が今元気でいられるのは、ブリーダーさんのおかげが大きいです。

本当にありがとうございました。



音ちゃんの大事な赤ちゃんだものね。


photo:01


音の大事な赤ちゃんよ。




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