中学受験物語No.24
10月 芝説明会
コロナ禍のため、説明会の日程・人数も限られており、芝の説明会には妻と私で行きました。こちらも長く続く伝統校、東京タワーにほど近く、仏教の教えを重んじる穏やかな校風が特徴の学校です。
私が受験した30年前くらいから、この偏差値帯だった記憶がありますので、ずっとキープしていたのでしょうね。凄いことです。
説明会の雰囲気からしても、生徒の自主性を重んじているのが伝わりました。ここを狙っていた知り合いからは、生徒も穏やかな子が多いとの話を聞いていました。
魅力的な学校であることは確かですが、巣鴨のような押しというか、気合みたいなものはあまり感じなかった気もしました。こちらが今どきの普通の感じで、巣鴨が昭和なだけかもしれませんが(笑)
芝は2回の入試があり、両方を受けた子には2回目にはかなり大きな加点(15点以上だけど20点まではいかないと言ってしました)が入るとのことでした。そのため、芝に入りたかったら、是非1回目も2回目も受けてくださいとのことでした。
芝2回目は、おそらくより難関な中学校をトライして駄目だった組がなだれ込みます。そうなると、加点なしにその組と戦うのは、かなり厳しい試練になってきます。
1日に別の学校を受けて、4日に芝となると、もし1日の学校に合格をもらえなかった場合に、4日は[芝2回目の加点組]と[より偏差値帯の高い受験生]の中で勝ち抜かねばなりません。
もし芝を受けるなら、1回目も2回目も芝で、2日と3日で安全校を確保する受験プランが一番かなと思いました。