大学受験の方が、
中学受験よりも努力が実る

 

前回のブログでは、地頭の差は残酷という事をお伝えしました。では努力は無駄なのか?というと、全くそんなことはありません。いくら地頭が良くても、努力をする才能が無ければ最終到達点は低くなります。また、大学受験や資格試験は、より努力が実る試験です。

 

 

 

大学受験では、とくに私立系の場合受験科目が絞られます。理数が苦手でも選択しなくて良いのです、国語が苦手でも選択しなくて良いのです。自分の好きな教科で勝負ができる、これは大きいです。やはり苦手な科目ほど、勉強のやる気は湧きませんから。

また、(最高峰を目指さない限り)、大学受験の問題は努力を見る試験きちんと中学高校で地道に積み上げたものが評価される試験、だと感じています。

 

私は社会的な評価が高い資格を有していますが、同じ資格を有している人でも、地頭が良い人もいれば、あまり良くない人もいます。つまりその資格においては、地頭の差を努力でひっくり返すことが出来るのです。(上から目線のようで書き方で良くないですが)その地頭があまり良くない人が、中学受験で私と同じ中学に入れるかというと、それはほぼ不可能に近いだろうなと思います。

つまり中学受験に比較して、大学受験やその後の資格試験などでは、より高い割合で努力が評価されるのです。

 

ですので、

目標の中学に合格することが目的ではなくて、中学受験を通して、その先の人生のためのベースを子供に作ってあげる事

 

が、一番重要ではないかと思うのです。