前回の続きです。
家を建てようと思ったけど、代々建ててもらってた建築会社がなくなってしまっていたので、色々な所に話を聞いたり間取りをみたりってところでした。
ちなみに私たちが選んだ工務店はオススメポイントの設備関係が微妙だと思ったのでこのタイミングでは保留中の一社です。

うちの土地はこんな感じになってます。
①が祖父母の家、②は立て替え予定のところ、③は私の実家。
子供が大きくなったら①の方に増築する予定です。




当初は、子供が生まれてから3~5年後に建てるつもりでした。
その頃には祖母も90位になりますので、誰かと同居してた方が良いのかなーと思い①、②を取り壊して一発で大きく建てようと思っていました。
今までアップした「当初の間取り」がかなり大きいのはそのためです。
ところが、色々な理由が重なり、我々夫婦だけで、早めに実家に戻った方が良いということになりました。
そこで、予定を変更し、子供が大きくなるまでは②をリフォームして生活する計画となりました。
今まで新築の業者で工務店を絞っていたので、それらの工務店に、「10数年後の子供が大きくなったタイミングで①、②の立て替えをしたいので、今回はできる限り最小限で②をリフォームをしたい」ことを伝えました。
その際、「②の建物は使っていないため、壁や床下の状況等、すべて見てもらって構わない」事も伝えました。

ここで対応の差が浮き彫りとなったのです。
選ばなかった工務店達は必要最小限で良いと言ったにも関わらず千数百万円の見積もりを出してきました。
ろくに建物の状態を確認することもなく。
「儲けたい」との意図が見え見えでした。
一千万円を越えるような大きなお金をかけるのでは、我々夫婦ではその後の新築の余力が残せません。

算出根拠を聞きましたが、明確な回答は得られず、「リフォームはやってみないとわからない部分がありますから」との回答。
新築の相談の際に印象の良かった業者にしか相談していないにも関わらず、この結果。
「やっぱりこの会社には頼めないな」と次々に切っていきました。

そんな中、今回選んだ工務店(大工さん)は、きちんと床下の状況や柱の位置、状態をすべて確認し、見積もりも一千万円以下におさめてきました。
「次のことを考えて必要な部分を必要な分だけ改築しましょう」と。
それでも他社の出してきた提案よりも多くの改善策が考えてあり、対応方法も明確でわかりやすかったです。
また、私たちが心配に思う部分(寒くないか、変な木材を使わないか、クロスを貼るにしても変な糊を使わないか)などに対しても、すべて当たり前のように対応がなされていました。
大工さん曰く「このぐらいは当たり前の事だと思います。」とのこと。
その時、気づきました。
新築の相談の時に勧められて微妙だった設備は、あくまでも大工さんの+αの提案であって、他の工務店が声高に語っていた「高気密高断熱」「空気がきれい」「耐震性に優れる」などはこの大工さんにとっては「当たり前」なのだと。
当たり前の部分だからあえて言う必要がなく、そのために自分が良いと思った+αの設備を勧める形になったのだということを。
もっと早く言ってくれー!!!
わかってたらさっさと決めてたよー(°Д°)

ということで、工務店が決まりました。
リフォームの予定でしたが、お話をしていくうちに、我々の予算でも新築+増築で必要な広さも確保でき、予算的にもなんとかなる算段ができたため、最終的に新築することになったのです(°▽°)

ちなみに、後で知ったのですがこの大工さん・・・
我々の一族の家を建てた建築会社の兄弟会社で修行した人でした!!!(°Д°)

不思議なご縁を感じております(  ̄▽ ̄)
建ててみないと最終的な満足度はわかりませんが、大工さんを信じて、完成まで一緒に頑張って行こうと思います。
以上、今の工務店を選ぶまででした!