このブログは2016年の話です
先日、父のところへ行ってきた
抗がん剤の副作用で、髪が抜け始めた
だるい
食欲がない
よくなってるんか?と聞かれ
まだ1クールもすんでないのに、わかるかいっ
と答えたけど
あまりのしんどそうな様子に、抗がん剤するんじゃなかったかなぁと
思う
なんにもしないと3、4ヶ月
どうがよかった?
こんなんで、1、2年生きてもしゃあないわ
とつぶやく父の姿をみると
私のエゴでしんどい思いをさせてるんだと、つらくなった
まだ死んでほしくない
でもまだ1クールもすんでない
効果が出てるのか、出てないのかもわからない
主治医からは、話がない
とりあえずすませなきゃ話はできないか
母のときの記憶をたぐるけど、思い出せない
あの人は我慢強い人だったから、弱音を吐かなかった
遺した日記には、つらい痛いと書いてあってどうして言ってくれなかったのかと
悲しくて苦しくて、泣いたことを思い出しながら
今も泣く
どうしてガンにこんなに、苦しめられるんだろう
どうしてあげたらいいのか
わからない
どれが最善なのか、わからない
昨日はとうとう吐いた
副作用
わかっていても、つらい
できるだけ顔を出してる
20分くらいだけど
帰り道は、足がすごく重い
だるくて重くて
とぼとぼ歩いて、気持ちを切り替えて
家に戻る
生きててほしい
でもしんどそうな姿をみると
父の町内の人から、お父さんはどうした?って聞かれるのがつらい
班長さんからお見舞いに行かせてほしいと言われたけど、断った
病名を聞かれたけど、言いたくないです
って笑って答えた
ずっと小さいときから知ってるおばさん、おじさんばかり
私は次女だけど、矢面にたつのは私
姉は出てこない
なにかあると動くのは私
しんどい
姉は何日お父さんのとこ行ってないのかな
今日も行くよ
うん
ご飯食べれたらいいな