前回のつづき


現在小6の長男には

自閉症スペクトラム

ADHDの疑い


という診断がついている。


小5のころから

自分のことを客観的に見ることが

できているなーと感じることが

少しずつ増えて来た。


発達検査も受けて

IQを調べたし


病院に行って検査も受けた。

でも、診断名を本人に伝えたことはなかった。

 

でもいつかは

それが何を意味するのか

気になって調べる可能性がある。


いつか、自分でネットとかで調べて

マイナスイメージを持つ前に


親の私から

診断名をきちんと告知したい。


そう思っていた。


小6になる直前のことだった。


小5の修了式の日に

放課後、担任の先生に会いに

小学校へ行った時のこと。


6年生になるにあたって

6年の担任の先生への引き継ぎのために

病院からの診断書などを

提出してもらえないか?


と尋ねられた。


診断があることや、

発達検査を受けたことは

先生に伝えていた。


でも、

まだ本人に診断名を伝えていないので

その診断説明の用紙を

学校に提出して先生たちと

共有するのは迷いがあった。


なんだか 

躊躇してしまった。


イメージがひとり歩きして

本人のことを

ありのままを

見てもらえないのではないか?

変な印象を持たれるのではないか?


という不安があった。

だから、診断がついたときに

その思いを小5の担任に伝えて

口頭の伝達だけにさせて欲しいと話した。


先生は理解してくれて

書類の提出は求めなかった。


先生の立場からしたら

本人のことを理解するため

よりよい関わりをするための

正しい情報を知りたい。


本人にとって

その方が良いに決まっていると

頭ではわかっているし


対応がより良くなるであろう。と

思えるのだけど、、、


なのだけど、、、、


なんとも言葉に表せない不安。


本人に告知していないし

本人の了承なしに


本人のとても大切な情報を

勝手に先に学校に渡してしまうのが

なんだか出来なかった。


そして、小6にあがる

今なら本人に診断名を伝えて


学校に診断書や検査の結果の記録を

共有していいか


本人に聞いて

話し合えるタイミングな気がした。


私自身の心の準備も

一年かけてやっと

出来たのかもしれない。

ニヤニヤ


決心がついたその日、

晩御飯は長男の大好物の

豚しゃぶ鍋。




鍋をはさんで


緊張をかくして

いつもの感じのおしゃべり口調で


話した。

滝汗


去年、検査受けたり

病院に行ったりしたやろー  


あの時

診断名っていうのがついてて


自閉症スペクトラム

っていうんやけど。


弟と同じ

診断名やけど  

タイプが全く違って


感覚過敏で半袖しか着られないとか

臭いに敏感すぎるとか

カッとなって怒りがコントロールできないとか


そういうの

もともとの脳のタイプのやつ。


そのことを説明する紙を

小学校の先生に渡して

いいかな?


今度、6年生になるし。

先生たちにも知っててもらいたいし。


↑↑↑


サラーっと

だいたいこんな感じで伝えた。


滝汗滝汗滝汗


ふんふん


と聞いていた長男。

反応は、特になく

とても普通の表情。

動揺もなく

言った言葉は



ぼくが得になることなら、いいよ!


ニヤニヤ音譜


拍子抜けするほど

サラリと返事をした。


ポーンポーンポーン!?!?




そうかー。

わかったー。

じゃあ今度先生に渡すね。


ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ笑笑笑


あまりにも、

なんの疑問も無さそう。


ときおり本人の特性について

脳のタイプについて


居場所の代表の先生も

本人に説明してくれていたからかな。


ニヤニヤニヒヒニヒヒ


居場所の先生自身も

発達障害があり


本人には、

タイミングをみて

告知した方がよい


と以前からアドバイスしてくれていた。


やっと、本人に伝えることができたし

小学校の先生にも

診断のコピーを

共有する決心がついた。


どこまで

本人が自分の特性を理解しているのか、

それをどう測ったらいいのか。


よくわからないけれど


あまりかたく考えすぎず

普段の会話の中で

構えすぎず


話して

触れていけたら


この先も

それを悲観的にとらえず


生かす方向で

考えていけるんじゃあないかと


甘い期待をしている。


はぁ。

1ヶ月以上、前回から

日記があいてしまった。


次は

年長の次男の就学相談

放課後デイサービス

について

調べて動きはじめているので

少しは記録していきたいなぁ。


個別療育に取り組む次男お願い音譜



長男の診断説明を前に

何度も読んだ本。

診断がついた時に

主治医が教えてくれたおすすの本です。





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