入院中は面会できなかった。

「外」と繋がれるのは唯一、スマホだった。

今後の予定は全キャンセル。

沖縄旅行も、テニスの試合も、

BBQも、一人暮らしも解約だし、

仕事もいつ復職できるか分からない。

すべてを諦めないといけなかったのは

本当に悔しかった。

入院すると、

最近まで生活してた環境が

急に、「外の世界」と思えてくる。

そこが羨ましくて、戻りたくて、

病気になったことよりも

その環境に居れないことが1番辛かった。

当時の自分は、

病気になったことを人に隠す必要もないし、

わざわざ言う必要もない。

しんどい思いは共有するべきではない。

心配されたいわけではない。

と思いながらも、

応援してくれる有り難い存在が居た。

かぞく。

PろとS田。

Kんちゃん。

Aさみちん、Kつき、Yな。

職場のみなさま。

私が1番しんどいとき励ましてくれた。

私も頼りにもしたいのに、

深入りされたり、感情を向けると

絶対もっと自分が辛くなりそうで、

いっかい弱みを見せると保っているメンタルが

崩れてしまいそうで、

そう思っていたから、その時の自分は、

友達にも家族にも、

全部を言葉にすることはできなかった。

いまだからこうやって

言葉にして伝えることができているが

健康な人間には

自分の気持ちを理解できるはずがないと

思っていた。

でも、

目が覚めてスマホを見ると、

その人たちからの励ましや

なんでもないLINEを読むのはやっぱり嬉しくて、

私のために何かしたいと

想ってくれてるのが本当に伝わって、

ずるいけど嬉しくて、

笑うことができました。

職場からもらった色紙を読むと、

今までアツく働いてきてよかったと

思ったと同時に、

今まで頑張ってきたことが急に

奪われた気持ちになって、

悔しすぎて1番泣けた。

いまだにある人から言われた言葉

を思い出すことがあります。

「昔のことはなんでもいいけど、

 これから会う人を大事にしていきや。」

とお世話になった先輩が、

私が社会人になる時に言ってくれた言葉です。

私を治してくれる

血液内科の看護師さんと担当医。

ここで自分が頑張らなければならない場所。

外の世界に気持ちを向けるのではなく、

今ここに居る人たちとまず

仲良くなって、頼りにしていこう。

それから、

日替わりの看護師さんの名前を覚えたり

部屋に来る人の人間観察をしたり。

この8ヶ月、

血液内科やCCUの看護師さんとは

本当にお世話になり、

おかげで楽しかった記憶もある。

気づけば孤独ではなかった。

読者の皆さまには、

入院しながら読んでいる人もいると思います。

悶々とした思いは代弁できてますでしょうか。

きっと孤独ではないと思える何かを

見つけることができると思います。


また、知り合いが心配な人も

いらっしゃると思います。

全てを悟ってあげることは

難しいかもしれませんが、

どうか想ってあげてください。

このブログを読んで、

その何かのきっかけになれば

嬉しく思います。

ちょっと病気の経過とは違いますが、

こんなエピソード回はありですか?笑

つづく。