小児科話で~す![]()
異物誤飲の続きです。
誤飲したからといっても、吐かせては逆効果の物も・・![]()
・ 強酸性・強アルカリ性のもの
漂白剤、トイレ、風呂用洗剤、カビとり剤、排水パイプ剤など。※吐かせると、食道の粘膜を傷めるため
・ 揮発性のもの(石油製品)
マニキュア、除光液、殺虫剤、灯油、シンナー、電池など。※気化した成分を吸い込んで肺炎を起こすため
・ とがったものするどい角のもの
画びょう、針、くぎ、ガラスの破片など。※吐かせると、食道やのどに刺さって傷つけるため
です。
もし、自分で判断できない場合には医師
に相談をお勧めします。
今回は、大人の異物誤飲![]()
数年前の錠剤の包装はこんなんでした ↓↓
現在の錠剤の包装はこれ ↓↓
以前の包装は1個ずつ分けることができましたが、今は2個ずつにしか分けられません。
どうしてでしょうか・・・
答えは、
なぜか、包装に入ったまま飲んでしまう人がいるからなんです![]()
結構硬いので、食道に刺さったり胃を傷つけちゃったりします。
もちろんお薬は溶けないので、効きません。
気をつけましょうね![]()
余談ですが・・
旦那さんの会社の上司は、飲み会で深夜に帰宅。電気を付けないで、冷蔵庫から麦茶を出して飲んだところ・・めんつゆ
だったんです![]()
よくある話です。
これも異物誤飲![]()

