私、
なんで、おもちゃを作っているのかな~ってこと。
縫ってつくることが好きだった。
だったら、服とかバッグとか小物でも良かった。
そういうの型紙とか本とかいっぱいあるし。
そういうのも、自分のためには作ることも、もちろんあるけど。
仕事にしようとは、思わなかった、全然。
でも、布おもちゃは、「私がやらなきゃ」って、
どこかで感じてたんだと思う。
個人でやっている人は少なかったし、
習ったり、資格なんてなくても、自分でできそうだった、いくらでも。
そして、たくさんの子どもに、使ってほしかった。
遊んでほしかった。
夢中で遊ぶ子どもが大好き。
笑顔はもちろん、真剣な顔も。
うまくいかなくて、キーッとなっちゃったり、しょげたりするところも。
そこから、立ち直ったり、頼ったり、甘えたり。
そういうところも。
遊びの中で、子どもが体験すること、
感じること。
小さな積み重ねが、その子の心と体を育ててく。
笑ったり、泣いたりしたことが、そのまま心の糧になる。
遊びは楽しくて、自分からするところがいい。
教えられたり、義務じゃなく、
規則やルールも少ないのがいい。
いつでも、好きなだけ。
満足するまで、飽きるまで。
そして、また明日も。
一人でもいい、
お父さん・お母さんと一緒でもいい。
おじいちゃん・おばあちゃんとでも。できる遊びがある。
仲良しさんと二人でもいい、たくさんの仲間とでもいい。
たまたま公園にいた子とでも遊べちゃう。
いつでも、誰とでも、そして、一人でも。
遊びって、子どもにとっては、暇つぶしなんかじゃない。
遊びって、生活そのもの。
生きてること、そのもの。
遊びの中でこそ、子どもは育つ。
遊びは、自分からできるからいい。
いやいや遊ぶ必要なんかない。
そんなことないのがいい。
子どもにとって、自由な遊びがどれほど大事か。
その遊びを、大人は守ってやらなきゃいけない。
守ってやらなきゃいけない。
どうしたら、守れるのか。
それが大きな課題なんだけど。
そういうこと、考えていきたい。
せめて、まず、奪ってはいけない。
子どもの自由な遊びに必要な、時間・・場所・人・もの。
そういうものを、まず奪ってしまっていないか?
自由な時間がなければ、子どもは遊べない。
安全な(かと言って、安全過ぎない)場所がなければ、
子どもは自由に遊ばせてもらえない。
そばにいる大人は、一緒に遊べているか?
子どもの心になって、遊ぶこと。
子どもの世界を壊さずに、一緒に遊ぶこと。
「教えずに遊ぶ」ことのできる大人は多くない。
大人は、すぐに教えたがるんだ。
うまくいく方法、
危なくない方法、
服を汚さない方法、
ほかの子が怒らない方法、
大人がラクに監視できる方法
そんなの、教えるためじゃなく、
純粋に子どもの心になって遊べる大人が必要なんだよ。
子どもの遊びを守るためには。
私は、子どもの遊びを守りたくて、助けたいんだ。
私がおもちゃを作るのは、子どもの遊びを助けるため。
いいおもちゃがあると、
子どもの遊びは豊かになる。
そのこと、私は知ってる。
いろいろなおもちゃを作ることで、私は、子どもの遊びを助けたい。
私に作れるのは、布だから。
だから、私は布でおもちゃを作るんだ。
布おもちゃを手作りすることは、子どもの遊びを守るため、
その仲間になってくれる大人を増やすため。
布おもちゃ作ったら、わかることがあるんだよ。
子どもの遊びに関わること。
遊びたくなること。
遊んで、もっと子どもが愛おしくなること。
そこから始まる。
そういう大人を増やすこと。
それが 私の布おもちゃ作り。
それが 布育
それが 布育普及協会
【予約受付中】
日時:5/16-7/5(隔週木曜 全5回)
(うち、最終日に「布おもちゃ作り」を担当)
場所:長田生涯学習センター(静岡市)
申込:054-257-0780 (4/18 10:00~)
詳しくは、長田生涯学習センターHPにて
現在の、「ゆっこせんせい」の定期講座はこちら!
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※ 1回だけでもOKです。
★西ケ谷資源循環体験プラザ「しずもーる西ケ谷」★
場所: 静岡市葵区西ケ谷清掃工場 敷地内
日時: 月2回 金曜日 10:00~12:00
(次回:4月27日 5月11日(金))