先日、お仕事で行った所が、東京スカイツリーのすぐそばだったので、
これは、ぜひ昇ってみなければ!
と、寄り道~
初・東京スカイツリー!
ついつい何度も見上げちゃう。
地上350Mの展望台には、一部、ガラス張りの床があって、
いや~もう~
見上げれば、首が痛くなる高さ。
見下ろせば、膝が笑う高さ。
さて、その展望は…
はるか彼方まで見渡せて、
東京の街が、ミニチュアのように、ちっちゃく見えて。
ぎっしりと建造物で埋め尽くされているのに、
くっきりと、2本の大きな河が水をたたえていて、
ああ、東京って、「河のある街」だったんだな~
なんて、気づいたり。
素晴らしい眺めだったんだけど、
なんだか、これ、どこかで見たことあるような……
感動したかっていうと、ちょっと微妙。
以前、スカイツリーに行ったという方が
「うーん、すごいんだけど、まあ、そうだよねって感じだった」
と言っていて、まさに、こういうことか、と。
で、ちょっとモヤモヤした帰り道、
新幹線の中で、思い当たりました。
ああ、これは、グーグルマップだと。
上から見下ろした街の感じ。
ぐるっと見渡せる感じ。
写真に撮ろうと、スマホ越しに、ちょっと拡大してみたり。
グーグルマップで、やってるやつだ。
はるか昔の子どもの頃、
東京タワーに初めて昇った時の、ワクワク感とは違う。
いつも、よく見てる光景を、確かめに見に行ったような感じ。
そう思い当たったら、自分がちょっとショックでした。
今までだって、テレビで見た場所に、実際に行ってみれば、
また、映像で見るのとは違った感動や発見があったはずなのに。
やっぱり、実物は違うね~なんて、来てみて良かったって、
喜びがあったはずなのに。
テレビで見て、何でもわかったような気になってちゃいけないよね、
なんて、思っていたはずなのに。
せっかく350m昇って、「グーグルマップと同じだ」って感想。
なんだか、自分が寂しいっていうか、
つまんない人間だなっていうか。
なんで、こんな風になっちゃったんだろう。
つまらない大人になっちゃったんだろうか。
グーグルマップが、今までのテレビ番組なんかより、
ずっとずっとリアルだからだろうか。
色々考える。
そして、今の子ども達ってどうなんだろうって、考える。
世界中にあらゆるものが、映像で見られる。
限りなくリアルに近い、バーチャル体験ができる。
それは、それで、素晴らしいことなんだけど。
そうやって、育って、いざ本物・実物に触れた時、
どう感じるんだろう。
「ああ、この前見たやつ。」って終わってしまうんだろうか。
体験ってなんだろう。
感動ってなんだろう。
リアルとバーチャル。
本物と再現。
どこが違うんだろう。
どこに価値があるんだろう。
大切なことはなんだろう。
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