「半返し縫い」で、実力以上にキレイに仕上げる! | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!


【ゆっこ・とい】の手作りキットで、一番良く使われる縫い方は、「半返し縫い」です。



このようなおもちゃも、皆、基本は「半返し縫い」です。

「半返し縫い」とは、ざっくり言うと、

「半歩戻って、一歩進む。」 縫い方です。


「半返し縫い」では、普段自分の縫っている縫い目幅の半分のところに、もう一度針を刺すので、自分の実力の縫い目幅より、細かい目で縫うことができます。

例えば、普通、1㎝の縫い目幅で縫う人は、「半返し縫い」なら、5mm幅で仕上げることができるのです。


縫い目が細かくなると、綿を詰めた時に、綿が見えたり、はみ出してしまうことが防げます。
うさぎの手足・耳のように、丸みを帯びた部分も、カクカクしないで、キレイなカーブを表現することができます。


また、「半返し縫い」は、伸縮性のある生地を縫うのにも、適しています。

写真の「マシュリング®あおむし」は、「スムース」と呼ばれる生地で作ります。

「スムース」は、Tシャツや肌着などにも使われる伸縮性の強い生地ですが、
「半返し縫い」で縫うことで、その特性を生かした独特の感触・肌触りを表現することができます。


言葉で説明すると、何やら、ややこしい「半返し縫い」ですが、
実際の縫い方は、こちらの動画をご覧になってみてください。


いかがですか?
なんとなく、縫えそうな気がしてきませんか?

ほんのちょっと、手間のかかる「半返し縫い」ですが、試しにやってみてください。

「私、不器用だし・・・」
と思っている方でも、なかなかの見栄えのものが縫えるはずです。


写真の、「うさぎのにぎにぎ」「きりんのにぎにぎ」「マシュリング®あおむし」の手作りキットは、こちらから↓

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