小さい子どもって、「棒」好きですよね。
保育園でも、園庭遊びやお散歩をしていると、気づくと誰かが「棒」を拾って持ってる。
しかも、次に見ると、だんだん、長い棒に変わってる。
時には、枝分かれした「鹿の角」みないなの、持ってたり。
より「いい棒」を見つけると、今までのを捨てて、持ち替えていくのでしょうね。
「わらしべ長者」みたいに、グレードアップしてく。
「棒」を持ったら、
振り回したり、
何かをたたいたり、
ヒーロー気分でポーズを取ったり。
じっと握りしめてるだけ、なわけがない。
「危ないから」って取り上げられちゃうことが多いけれど、
石などの塊を「投げる」、棒を振りまわす、叩く、と言った行動は、ある意味、類人猿の本能らしい。
以前、チンパンジーの生態をテレビで見たとき、思いました。
少青年期のチンパンジーってのは、そうやって仲間に自分のこと、アピールするんだそうです。
ああ、自分の存在や強さをアピールする、むかーしからの手段なんだなって。
男の子が、次から次へ棒を見つけてきちゃうわけ。
手に持ったものを取り敢えず投げてみちゃうわけ。
ちょっとわかったような気がしたものです。
本能なんだからさ、自分や他人に危害の及ばない範囲で、堪能させてあげたいってどこかで思っているのです。
あ、スポーツって、そういう欲求満たすためにあるのかな。
今、思った。
野球なんて、究極かもね。
球を投げて、棒を振り回して、走る。
・・・・・ふんふん。
でもまだ、「スポーツで発散する」以前の小さな子ども達には、「ゆっこせんせい」から、こんなおもちゃを提案します。
長さは約25cm、軽くてあたっても痛くないので、これなら安心。
棒の感触を、存分に楽しませてあげてくださいね。
両端に面ファスナー(マジックテープ)がついているので、つなげたりはずしたりして遊ぶこともできます。