先週、駅で階段を一段踏み外し足首から降りて人生初の捻挫を体験しました。
見事にぷっくりと言うかもっこり?腫れて、
これはヤバイな、と思い(湿布貼りびっこで仕事しましたが)医者に行きましたよ。
まぁ骨に以上なかったので良かったと言えば良かったのかな。
まだ腫れと痛みは残っているけど。
ライブの前日とかでなくて良かったな、て。
(あ、サリュちゃんプレミアライブはその2日後行きましたよ。記事はまた後日)
そして昨日の事。
夕方まったりしていたら息子(19才)から着信が
『◯◯消防署ですが』と男性の声
え?なになに?なになに?何かあんまりいい感じしないんだけど…警察署じゃなく消防署⁇
『◯◯◯◯君のお母さんですか?』『息子さんが事故に遭われて今救急車の中なんです』と。
…何だか頭真っ白で意味わからず。
ほんの10分前に「友達とご飯食べて来る」と原付バイクで出たばかりなのに
『これから病院がわかったらまたこちらの番号にかけて大丈夫ですか?』と聞かれる
スピーカーで話していたら、早く帰って来ていた旦那も黙って話を聞いている。
あたし『はい、大丈夫です』
消防士さん『お母さん息子さんの声を聴きたいですよね?今話せますから話しますか?』と。
『お母さん声を聴きたいですよね?』なんて、
最期になるから話しますか?みたいで、何だかやだ(>_<)…と思いながらももちろん聞きたいので『お願いします』と、
変わってもらった
あたし『◯◯ちゃん?』(家で呼んでる風に)
息子『あ、、、』と、か細い声
あたし『今パパと向かうからね!』
息子『うん、、』と、元気ない声。
そりゃそうだわ。事故にあったばかりで
どうやら自損事故らしく、バイクのタイヤの不具合か缶か何かに乗ったかでバランスを崩してそのまま転倒したらしい。
この季節なんで半袖短パンでアスファルトに叩きつけられたんだろう…ひどい状態なのでは…
バイクに乗っていたら事故に遭う事もあるかもしれない。まだ車の免許を持っていないので足がいつもバイクの息子。
でも事故に遭うなんて正直思っていなかった。
行き先の病院の連絡が来るのを待つ間、不安で落ち着かなるあたし。家の中をウロウロしてみる。
旦那もすぐに車が出せる用意をしている。
身体と傷の状態がどんなかもわからず、骨折しているんだろうか?両手両足はあるんだろうか?とか。考えていたらドキドキしてくるし、じっと出来ず。
『声を聞きたいですよね?』なんて。今しか聞けないって事なんだろうか、とか。
頭の中グルグルした。
とりあえずもし骨折していても手術になっても何でもいいから生きていて欲しい。
本気でそう願っていた。
しばらくして又着信あり、搬送先の病院を聞いてそちらへ向かう事に。
途中渋滞していて警察が見える。もしや、と思ったらやはり息子のバイクが。
あゝここで事故を起こしたのか、と。
旦那と「ここかぁ。なんで、、」と話しながら通り過ぎた。切なくなった。
病院に着いて、救急の患者を待つ待ち合い室で30分程待たされた。
その間何の情報もなく。
旦那とも無言で待つ。
一体どういう状態なんだろう、、
何も考えられずに待ってた30分。長かったな。
そして『◯◯君のお母さんですか?』と呼ばれて処置室の中に入った。
息子が車椅子に座っていた。
両手と足に包帯。顔と頭も傷ついている。服も上下とも所々破けて血がついている。
でもベッドに横たわってはいなかったので、その姿を見て凄くホッとした。
骨に以上はなかったので、入院の必要はないとの事。ただ全身に擦過傷、と両手のひらの火傷(アスファルトですった為)
痛々しい姿だったけれど、帰れるとの事でとてもホッとした。
お会計を待っている時に緊張がほぐれて涙が出てきた。
最悪な事にならないで良かった、と。
バイクから投げ出されて、下手したら後続車に引かれていた事もあったかもしれない。
幸い、息子が事故を起こした時すぐ後ろにいた車の方が降りてきてくれて、後続車を止めてくれたり救急車を呼んでくれたりしたそう。
白いジムニーに乗っていた男性の方だそう。
その方がいなかったらもしかしたら引かれていたかもしれないし、処置も遅くなったかもしれない。そう思うと本当に良い方がいて有り難かった。お礼を言いたいけどわからなくて。
ここを見てくれる事はなさそうだけど、
本当にありがとうございました。
本人は「バイトにも行けない、教習所にも行けない」「最後の夏休みだったのに」と落ち込んでるけど。
あたしはあらためて命の尊さを感じた日でした。
バイクの事故だし、何があってもおかしくない状況で。
本当に生きててくれて良かった、と。
プレミアライブのサリュちゃんがこの夏1番の思い出になるだろうと思っていたけど、
今回の事がこの夏1番の思い出だね。(今年、かな)
しかし、タイトルにもしたけど
『声を聞きたいですよね?』はガツンときました。聞きたいけど悪いようにも取れるので、、
いや、消防士さんの気遣いなんでしょうけど(^^;;
最後の声でなくて良かったです。
暑い毎日で熱中症もこわいけど、皆さん事故にも気をつけて下さいね。
あと階段も一段づつ降りようね(はいはい、あたしですよ(笑)