三曲目は『月の沙漠』
これは日本画家加藤まさをさんが
保養の為に訪れた
千葉県御宿海岸の風景を描いたものに
歌詞とメロディが付けられた曲。
倍賞みえこさんが歌ったり
最近では井上陽水さんがカバーしたりしてる
こんなジャズアレンジもあったり
『月の砂漠』ではなく『月の沙漠』
『沙』には砂浜の意味があり
これは海岸の風景がモチーフになっています
水がある砂漠には
さんずいの方の『沙』が使われるんだって
結核でこの地に保養に来ていた
加藤まさをさん
どんな思いで
この美しく変わり行く景色を
見ていたのかな~
一人だったのかな~
22才の若さで結核って…
時に人生は残酷すぎるね
それでも日本画家として
この美しい風景を描いて…
誰かに届けたかったのかな??
私は
一緒に時間を過ごすことの出来ない
大切な人の為に
言葉では伝えきれない
何かを伝えたかったような気がする
私がピアノを弾くように
絵に全てのエネルギーを注いで
何かを伝えたかったような
そんな気がする
そんな彼のエネルギーが
今では月の沙漠記念館として
きちんとカタチになり残っているって
本当に凄すぎる!
私が遺せることって??
誰の心に??何を??
私が遺せることって??
私が伝えれることって??
yukko