私にとっては、発表会やコンクールとは、全く違った感覚で、何だか私の手を離れて頑張る場所のような、ピアノをやっていることに自信を持って自慢してほしいような、、、
たまには、弾けるかどうか先生が確認してくださいって楽譜と共にお願いされることもありますが、そんなときは、出来るか出来ないかではなく、やりたいかやりたくないかで決めたら??って伝えます。
あとのことは、最後まで一緒に頑張るからって。

そして、今日は、小学校の卒業式。
『旅立ちの日に』を卒業式でピアノ伴奏する生徒さんがいます。

彼女とは、3才からのお付き合い。
時には、床に寝転がって泣く小さな身体の彼女を膝に乗せてレッスンしたり~
時には、お菓子の小枝のような細い指でガンバって弾く姿がいとおしく、ギュって抱きしめたり~
色々な経験と一緒に色々な感情と一緒に、彼女の弾く『旅立ちの日に』を聴きながら、私の中にも色々な思い出が蘇り泣きそうになってしまいました。
ピアノのレッスンを通して、毎週貴重な時間を一緒に過ごしてくれて、本当にありがとう。

りおちゃん、卒業おめでとうございます。