
人と出逢うのは、全部ハプニング。
でも、それを単なる偶然にしておくかおかないかは、私の意欲にかかっている。
そこで生まれたハプニングを絶対に無駄になんかしない。
この強さが↑↑↑めちゃくちゃ格好いい自由な夏美が、最終的に愛している人のところに戻る結末になるとは、、、
ちょっと衝撃的でした。
すべての男と女の物語は、いて欲しいときにいてくれない、そのことから始まるように思える。
いて欲しいときに側にいてやれる。
いて欲しいときに側にいてくれる。
そんなシンプルなことが、何故、かなわない夢に終わってしまうんだろう。
解説には、この小説は、恋愛の、友情の、夫婦という男女関係の、解剖学。と書かれていました。
久しぶりに読んだ山田詠美さんの本。
若いころは、憧れのような感情で読んでいた私が、気付けば、登場人物に気持ちを重ねれる年齢と経験を積んでいました。笑

次は、先月、札幌で買ってきた本。
年内に読み終わるかな~??